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【UoP002】UoPeopleの卒業までにかかるお金の話

今日もお読みいただきありがとうございます。
フォルケ学園長の眞山です。

UoPeople=お金がかからない大学(院)、という立て付けになっています。
サイトを見ても「Tuition Free(授業料無料)」とありますが、
実際には入学~卒業の時期に少しずつお金がかかってきますので、その辺の話をしたいと思います。

完全無料ではないUoPeople

授業料無料…ということは、かかってくるのは授業料以外のお金です。

キャッシュポイント① 入学金
まず、入学時に60ドル払います。クレジットカード決済できます。
その後の実費としては高校・大学に卒業証明書を発行してもらう手数料もかかります。

キャッシュポイント② 試験料
授業料は無料ですが、単位を認定してもらうのにはお金がかかります。
準学士・学士を目指す場合、1コースにつき100米ドルです。
修士を目指す場合は1コースにつき200米ドルです。

キャッシュポイント③ 試験官に払う手数料
オンライン大学ゆえ、試験もオンライン環境で行いますが、その際、
公正な試験を実現するために試験監督を自分で用意しなければなりません。
知人(といっても色々制限があります)にお願いすることもできますが、
それができない場合にはProctorUという有料サービスで試験監督をアサインします。
これが1科目当たり13.65米ドルかかります。

トータルの出費はどのくらい?

いったいどれくらいのお金がかかるのかと言うと…
学士をとろうと思った場合はおおむね4100米ドル~、準学士や修士の場合は2100米ドル~を見ておけばいいでしょう。
※履修するコースによって細かな差がありますので詳細は直接お調べください。

…と言っても、これらの出費がまとめて必要となるわけではありません。

入学時に60ドル、それ以外は学期(9週間を1タームとしています)ごとに、試験の時期に支払うので、2カ月に一度100ドルまたは200ドルかかってくるようなイメージです。

なお、主に途上国の方で経済的な理由で上記の費用が賄えない人のために、奨学金の制度も用意されています。


安い?高い?安いよね。

「なんだ無料じゃないじゃんか」
UoPeopleに学費無料を期待していた方の中には、そう思った方もいるかもしれません。

海外オンライン大学の教育学修士課程については、私なりにいくつか調べましたが、どうしても数百万円の費用を見込んでおかないといけません。
それに比べればUoPeopleの出費は桁が一つ違うし、前述の通り課金のタイミングもバラけている。

毎月1万円~2万円のフィットネスクラブに通うようなコスト感覚で、2年ほどで修士号が取れるとしたら、十分にリーズナブルなんじゃない?というのが私の想いです。

気軽に入学してみたら想像以上のガチ大学で(いや、だって大学ですからね…)、授業のペースについていけずにドロップアウト、と言う話も良くあるようですが、それも初期費用が小さいために「ちょっと試してみようかな」と言う人が多いという側面もあるのかもしれません。

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