英語日記番外編:1カ月続けて分かったこと
今日もお読みいただきありがとうございます。
フォルケ学園の眞山です。
2020年5月1日に書き始めた英語日記も、1カ月で20本まで溜まりました。
今まで色々な新習慣にチャレンジしては「宣言する」→「放置する」ということが多かったのですが、自分にしては珍しく継続できたと思っています。そこで、今日は番外編として、色々な気づきをまとめておこうかと。
気づき① 1カ月続けてボキャブが再構築できたのは確か
もともとこの英語日記を始めたきっかけは、Facebookで「ボキャブを増やすには?」と投げかけたら「覚えた単語を日記で使うことだ」というアドバイスをいただいたから…というわけで、最初の目標はボキャブラリの補強でした。
ただ、「覚えた単語を使う」のはニュアンスや文脈にどうしても無理が出てくるので、日記を書くプロセスで辞書を引いていくことにしようと、途中から方向修正をしました。
結果として、大学受験で覚え込んだ単語をそれなりに思い出すことができました。やはり使っていないと衰えるんだな…そして使うとまたよみがえるんだな…という手ごたえが得られたのは嬉しかったです。
気づき② 自分の勘違いを修正できたことも収穫
自分の勘違いとは、「難しい単語と複雑な文法を難なく盛り込んでいる文章がカッコいい」というものでした。実際はそんなことはなく、いわゆるプレーンイングリッシュなるものが英語の世界の常識なのだそうです。つまり私を含めたノン=ネイティブの人などが容易についてこられるような平易な書き方をするようにしなさい、というもの。
私が入学したUniversity of the Peopleはまさしく世界中からの学生がオンラインで集う場所なので、自分しか知らないかもしれない単語を使うより、易しい文章で書くようにしたほうが良いに決まっています。
入学を前にしてそのことを認識できたことも大きな収穫でした。
気づき③ 英語用の(特にアカデミックな)文章の書き方の重要性を知った
気づき②で書いた通り、文法は「平易なものを使う」が一番ですし、もっと言えば「Grammarlyなどでチェックすると大抵のミスは修正できる」ので、それで十分と思います。
むしろ自分で頑張らなければいけないのは、文と文を書き連ねて作る作業をいかにロジカルに行うか、ということ。英語のパラグラフの構成は日本語のそれとくらべて格段にルールが多いので、日本語で思い付いたことをそのまま英語にしているようでは評価されないのです。
逆に言えば、英語のパラグラフのルールに忠実に従おうとすると、何を言うべきかはおのずと浮かんでくるという面もあるので、しばらくその辺のルールを良く勉強していこうと思っています。
…さらに逆に言えば、英語で雑談ほど難しいものはないな、と思うようにもなりました。
気づき④ 世界には「不完全な英語」がたくさんあると知った
University of the Peopleでは、Program Advisorというボランティアの方がいまして、彼らが色々な質問に丁寧に答えてくれるのですが、毎日のように英語日記を続けているからこそ、彼らから送られるメールの中の「いや、この英語間違ってね?」という文に気づくようになりました(ボランティアの方には英語ネイティブではない方も当然多いため)。
完全な英語を作れない自分を恥じて殻に閉じこもるくらいなら、不完全な英語でぶつかっていく気合を持った方がずっとましだな、という気づきにもなりました。
気づき⑤ 継続の鍵は「ゴールの向こう側」かもしれない
私、実は「継続は力なり」ということわざを真に受けていません(この記事に理由を書いています)。だから、今回も飽きてしまったらそれまでだ、というくらいの軽い気持ちでスタートしたのですが、結果としてまあまあ続けられて自分でも驚いています。
継続できた理由は、親身に私の英文を見てフィードバックをくださる友人の皆さんの存在も大きいのですが、まず何より自分がUniversity of the Peopleで学ぶという「英語日記を続けた向こう側で達成したいこと」を具体的にしていたからだと思います。
「ダイエットしたい」ではなく「ダイエットして水着が似合う体になりたい」と決めること。そして何ならその水着を買ってしまうことが成功のカギ!…みたいな話が、いかにもまことしやかに言われていますが、まぁあながち嘘ではないのかもしれません。
これからどうするか
6月からも英語日記はせっかくだから続けていこうと思いますが、UoPeopleの課題などが本格化すると当然それどころではないと思いますので、頻度はかなり落ちてくるかな、と。5月は20本も書くことができましたが、6月は5本くらいかけたら御の字というつもりでいます。その代わりUoPeopleの体験記のほうはしっかり書いていくつもりなので、良かったらそちらもお付き合いいただけると嬉しいです。