歩行禅【大アルカナⅨ 隠者】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
肌寒くなってきましたが、歩くにはちょうど良い季節になりました。
可能な限り歩くようにしております。
だいたい平均して毎日1万歩前後歩いているのですが
最近では8000歩前後で良いと言われていますね。
足腰が痛い妙齢ではありますが、歩くと頭がスッキリします。
「歩行禅」と言うものがあります。
諸説色々ありますが、ただ歩いているのではなく
息を4拍吸って、7拍止めて、8拍吐く、と言うやり方があります。
座禅を組みながらこの呼吸もなかなか慣れるまでしんどいのですが
歩くとなると、もっと大変。
身体が慣れるまでには、それなりの年月が必要です。
もちろん、正式な修行僧ではないのですから
4拍吸って、4拍止めて、4拍息を吐く、から始めると良いと思います。
呼吸を意識して歩くには、リズム感が大事になるので、歩いてはいますが、キョロキョロとお店を眺めることができません。
考え事くらいは少しはできますが、考え事が大きくなると、呼吸が崩れます。
般若心経でも唱えながら、と思いつつも、うる覚えの箇所で、足まで止まっちゃったりしますので、呼吸に意識を集中させます。
40分歩く程度で6000歩とか8000歩にしかなりません。
1時間くらい歩かないと心も体もスッキリしませんから、やっぱり運動って
ある程度時間を取らないといけないのだと、思い知らされます。
あぁ、このブログを書いているこの感覚がまたデジャブ。
全く意味をなさないデジャブです。
先日、一人で占いの訓練をしていたのです。
(当てる練習と、外す練習ね)
ものすごく集中力が高まってくる肌感覚があって、よかったです。
肌がざわつく、というか?全身でありとあらゆる情報をキャッチしようとしている自分の身体がありました。
そう、この感じが大事。
この肉体的な野生の感を磨き続けていかないと、燻っていきます。
それには歩くのが一番早い。
そして、周囲に自分のアンテナを伸ばしていきます。
寒くて凍えるまでは、歩くのを続けようと思います。
みなさんもぜひ、意識を持って歩いてくださいね。
日々の中に修行のエッセンスが散らばっています。
タロットMahou