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ベイビーわるきゅーれ

最強最高の映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズをご存じでしょうか。
私の大好きな映画「ベイビーわるきゅーれ」の新作、「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」、そしてメイキングである「ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ」が公開されたので鑑賞してきました。

ベイビーわるきゅーれシリーズ

1作目「ベイビーわるきゅーれ(2021年)」を皮切りに
2作目「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年)」
2024年9月27日公開の3作目「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」
2024年10月4日公開の「ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ」
そして2024年9月より、テレ東にてドラマ「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」が放送中です。

ベイビーわるきゅーれ とは

監督・脚本は「最強殺し屋伝説国岡」「黄龍の村」で話題になった阪元裕吾さん。
女の子の殺し屋が主人公のアクション・コメディ映画です。
2人の殺し屋杉本ちさと(演:髙石あかりさん)と深川まひろ(演:伊澤彩織さん)が、社会に適応しようとする姿を描いています。
彼女たちは殺し屋としての任務に長けているものの、日常生活には不器用で、普通の社会人として生きるための訓練を強いられます。
日々のバイトや家事、友人関係に苦労しながらも、彼女たちは社会での生活を模索し続け、同時に殺し屋としての仕事もこなすという、ユーモラスで痛快な展開が繰り広げられます。

ベイビーわるきゅーれの特徴

なんといってもアクション!
特に主演の伊澤彩織さんはスタントとしても活躍されている方で、本格的な戦闘シーンが話題となりました。
また、殺し屋というシリアスなテーマを持ちながらも、映画全体がコミカルで、社会に馴染めない2人の女の子の苦悩と成長をユーモラスに描いています。
1作目は低予算で制作されたインディーズ作品ですが、その完成度の高さと独創性から話題を集めました。

と…それっぽいことを書いてきましたが…
今回はベイビーわるきゅーれ(以下ベビわる)の個人的に好きなところなどを共有したいと思います。

ベイビーわるきゅーれ

ベビわるに出会う前に、阪元裕吾監督の「ある用務員」を鑑賞しました。
その作品の中に出てきたのが女子高生の殺し屋、それがベビわるの原型です。

元々阪元裕吾監督の作品が好きで見ていたのですが、そんな中で新作として公開されたベビわる。
初めて劇場で目にしたときは本当に衝撃でした。

阪元監督の作品といえばバイオレンス・アクション・シュールな笑いといった印象で、その印象に相違はないです。
それに加えて「社会に適応できない人たちへの共感」のようなものを感じることもできます。
主人公のちさととまひろ、ちさとに関してはコミュニケーション能力があって、殺し屋稼業以外も割とそつなくこなすタイプなのですが、対してまひろは典型的なコミュ障。「殺し屋」以外向いている仕事がない。
そんなまひろと、会社に属して人と関わることに疲れ果てた自分と重なる部分が多く、共感します。
他者に心は開けないけど、相棒のちさとには心を開いているところも大共感です。
そんなちさととまひろのちょっとひねくれた性格や、社会への適応できなさ具合に共感しつつもクスっと来るシーンもあります。

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ

今回公開されたベビわるナイスデイズに関して「1,2作を見なくても楽しめるように作られている」と監督は仰っていますが、個人的には前作を見たほうがより楽しめるのではないかと思います。
ナイスデイズの劇中に出てくるセリフの理解も深まりますし、何より映画を見たときのバカデカ感情を全人類に感じてほしい・・・!!!!

ちさととまひろのコンビ、ちさまひのかわいすぎるやり取りも本当に見てほしい。。。
本編のアクション含めたシリアスなシーンももちろんだけど、日常パートのゆるーい空気感のふたりをみてほしい。。。

現在公開されている「ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ」はナイスデイズのメイキングみたいなものなので、ぜひナイスデイズを鑑賞してから見ていただきたいです。
制作に携わっている方々がどれだけ命を削って制作されているのかを知ることができます。
そしてドキュメンタリーを見たあとまたナイスデイズを見て。。。無限ループできちゃうな。

あとこれはネタバレにはならないと思うので書かせていただきますが、殺し屋協会とか野良の殺し屋とかそういった話に関しては、ぜひ「最強殺し屋伝説国岡」を見ていただきたい。。。
U-NEXTで鑑賞できます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ともかくぜひ見て沼に落ちてほしいです。

平真歩

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