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部活の顧問 「お前らもっと質問しろ」

こんばんは!mahoです!

こう見えて中学生の頃は弓道部でした。
同期と比べて早気(弓道の用語で悪い癖のこと)になるのが早くて1級までしか取れなかったので、悔やまれまれる部活の思い出でした。
他の生徒は初段、弐段とっていたのに、残念、、、

そんな部活で、顧問の先生から印象的なお言葉があったので、紹介しようかなと思います。

うちの部活の顧問の先生は3人もいました。
他の部活ではほとんど1人、多くて2人なのですが、なぜか3人も。
待遇いいです。
しかし、3人もいましたが、弓道を経験している先生はいませんでした。

そのため、私の在学していた中学校が、弓道協会に所属している伍段とか陸段の先生呼んでいました。
外部顧問と言うんでしょうか、2人の先生方が休日やたまに平日にも中学校に来て、教えていただいていました。
好待遇でした(笑)

外部顧問の先生が教えに来られたある日のことです。
いつも通り、練習が終わり、生徒と先生全員が集まって、外部顧問の先生へ「本日はありがとうございました!」と挨拶をして、外部顧問の先生が帰られました。
その後、学校の顧問の先生が連絡事項や所感などを伝えられます。

その日、学校の顧問の先生が生徒たちに、練習態度に思うところがあったようです。

中学の先生
「お前ら、もっと積極的に外部顧問の先生たちに質問していけよ。
先生たちから教えてもらったことに対して、『それをこうするってどういうことですか?』とか、『これを上手くやるにはどうしたらいいですか』とか、聞いていけ。
なにも先生たちは、教えたことを生徒が一回でできるだなんて思ってないからな」

この言葉にハッとさせられました。
顧問の先生のこの言葉によって、質問は自分がわかるまで聞いていいんだとわかりました。
私は今まで、先生や親、兄姉など、教える立場は教える人に対して、下に見ているんだろうなと思っていました。
教える側は知っているしできるけれど、教えられる側は知らないしできないわけです。
優越感をもっていて、「こいつはこんなことをなんで分からないんだ」「これくらいすぐできろよ」と思っているんだろうなと考えていました。
こういった考えから、私は授業中・授業後でも先生にわからないことを質問することや友達に「なにやってるの?」など聞くことができずコミュニケーションが苦手だったようです。

しかし、教えられる側が「一回じゃわからないなあ」と思うのと同様に、先生が言うように教える側は「一回言ったところで伝わらないだろうなあ」と心の中で思ってることを知れました。
人に聞くことはどうやら恥ずかしいことではなかったようです

それ以来私は部活中でも、授業中でも積極的に質問するようになりました。
他のみんなは知ったかぶりをして、わからないままだと思いますが、私だけ理解できるようになりまそた。
とてもいいお言葉、いい考え方をいただきました。

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