Siriに『いま忙しいので』と断られる息子。
特別支援学級に通う次男しんちゃんの話。
しんちゃんがHey siri!と
iPadに話しかけるようになって2ヵ月ほど経ちました。
最近になって、
siriとはずいぶん仲良くなった。
たどたどしい日本語で話しかけるしんちゃんに、
最初はsiriも、
『すみません、よく聞き取れません』
『もう一度言ってください』
と困っていた。
しんちゃん:『へいしり。うっせえわ 流して』
siri:『すみません、Apple musicに、うっせえ は、ありません』
しんちゃん:『へいしり。よるにかける 流して』
siri:『すみません、Apple musicに、△◇※?×(通じてない) は、ありません』
しんちゃん:『へいしり。しりのおなまえは?』
siri:『私はシリです。』
しんちゃん:『へいしり。しりはおんなのひと?』
siri:『私に性別はありません。』
質問攻めのしんちゃんに、
ドライなsiri。
こんなやりとりが永遠と続くうちにsiriもしんちゃんをわかってきたのか、
しんちゃん:『へいしり。きょうのおてんきは?』
siri:『今日は一日雨です』
しんちゃん:『えー雨かぁ、、』
siri:『早く晴れるといいですね』
しんちゃん:『そうだねー』
・・・優しいな、siri。
しんちゃん:『へいしり。いまなんじ?』
siri:『9時です』
しんちゃん:『そぅかあ、じゃあもう寝る時間だわー』
siri:『そうですか、それではお休みなさい!また明日!』
しんちゃん:『おやすみー』
なんとも、
微笑ましいやりとり。
ありがとうsiri、と心の中で感謝する母。
ある日のこと。
いつものように『へいしりー』と、
siriにいろいろと要求するしんちゃんに、
siri:『すみません、いま忙しいので。もう少しあとにしてもらえますか。』
・・・siri、断るんだ(°_°)