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知りもしない人に理由もなく罵倒された時の対処法

先日、知人から「会って間もない人に理由もなく罵倒された」という体験談を聞いた。

こーゆー「交通事故」みたいな経験は、大なり小なり誰でもあるのではないでしょうか。

自分がやられる側になることも、
やる側になることも。

実は私も、2年ぐらい前にそんなことがあった。

確かnoteに書いたような気がしたんだけど、見つからないなぁと思っていたら・・・「下書き」に残っていました!

この事件は私もけっこう衝撃的で、

今も思い出すと、詳細は忘れても心臓をつかまれたような「苦しさ」だけは思い出します。

たぶん、リアルタイムで公開するのは仕事上まずかったのですが、もうかなり過去の話だし、

しかもちょっと面白いので、

もし今、このときの私のように刺されている人の助けになればと思い、下書きをそのままコピペします。

長いですが一つの読み物として、ぜひ気楽にお楽しみください。

※仕事内容をそのまま出すのはマズイと思ったのか、なぜか「まんじゅう屋」で例えていますが、私はまんじゅう屋をやったことはありません。

ココカラ↓

この数ヶ月間、
私をずっと嫌な気持ちにさせ続けている人がいる。

私は心身ともに、頑丈な方だと思う。

いろいろあっても、
自分なりの方法で乗り越えられると自負している。

でも、

そのやんわりとした攻撃は、
ちょっとずつ私の心を蝕んでいった。

私の、気付かぬうちに。

じっくり刺されていく苦痛

私は、おまんじゅう屋の店長のような役割で、
まんじゅう職人たちを守るのが仕事だ。

そのお客様は職人に、

『ふんわりと柔らかく、
 食べた瞬間にとろけるような、 

 噛みごたえのあるまんじゅうください。』

と言ってきたり、

『前にもお伝えしたが、
 私は大福を食べたいの』

と言うから、

『豆大福ですか?それともよもぎですか?』

と聞くと、

『だからやっぱりチョコレートケーキは
 Topsよね』

みたいな返事が返ってきていたので、
私たちはいっこうに大福を出せないでいた。

するとしばらくして、

『私は大福もち食べたいって、
 何度かお伝えしてると思いますが』

と、平然と言ってくる。

また、

『羊羹がいい』

というから羊羹を入れたら、

『え?私羊羹入れてなんて言ってないのに、
 なんでこれ入ってるの?
 みたらし団子でお願いできます?』

と言うので、
みたらし団子をだしたら、

『やっぱり羊羹にしてください』

とかなる。

しまいには、

『私とまんじゅう職人さんの
 魂がパッションした世界観の結晶化によって、

 最高のどら焼きを期待してますから!!』

みたいになこと言い出して、

もう、わけがわからなくなっていた。

まぁまぁこの辺までは、

これまでも似たようなお客様はいたし、私たちもなんとか要望を汲み取ろうと、直接話してみたり、努力はしてみてみた。

でも、

私たちを一番苦しめたのは、
チクチクとした「イヤミ」だった。

例えば、

町の小さなまんじゅう屋のワタシたちに、

『いま日本橋の老舗和菓子屋で、
 
 最高のまんじゅうを食べてきたの!

 すばらしかったわ〜〜やっぱり違うのよね。』 

と言ってきたり、

『昔、あの名店の厨房に入ったことがあるの』
『知り合いの和菓子デザイナーがね』

とか、随所随所によくわからない人脈自慢をして、マウントをとってくる。

最後のほうは、

「要望」の間に「マウント」と「イヤミ」が隙間なく入ってくるから、ただでさえよくわからない要望がますます汲み取れなくなってきていた。

途中、

店主として見かねた私が間に入って「具体的に教えてくれ」と頼んだら、

炎上した。

『それはあなたの仕事でしょう!
 私は10日間、一日も休んでいないの。
 何度も言ってるし最初から私の要望は伝えてるわよね?

 でもそこはこだわりたいから、
 あなたより格上のプロに知り合い聞いてみたわ。

 そしたらこんな提案してくれたわ。
 本当に素晴らしい人で・・・』

それを見かねた、まんじゅう職人さんは逆に責任を感じてしまい・・

これ以上ない、丁寧な説明と丁寧な提案をしてくれた。

すると、

店長の伊藤さんは”ただの仕事ができない人”

でも、

この職人さんは私のインスピレーションをパッションでシャウトしてビジュアライズしてくれる”魂のパートナー”みたいな図式が、

彼女の中でできてしまった。

本当にやっかいなのは、ここからだった。

過労死寸前の職人さんたちを引き上げたら・・

私への個人攻撃が、始まったのだ。

はい、ここまで読んでくださりありがとうございます。

私も改めて「あー、そういえばそんなことあったなぁ」という感じです。

この当時はムカムカしてましたが、今読むと笑っちゃいます。何いってんだか。。

でも、渦中にいるときって、こーゆー言葉ひとつひとつに反応しちゃうんですよね。

まさに「もってかれる」感じです。

さて、

これ、全く覚えてないのですが、私は夫に相談したようです。その回答が確かに・・だったので、またコピペしておきます。

ココカラ↓

私がキィぃィィーとなっている時に、
たまたま夫がいて、

漫画のように鼻から白い煙を吐いて怒る私に、
夫は冷静に言った。

『ひどいね。
 でも怒っちゃダメだよ。

 怒った君を見下して、
 いい気にさせるだけだから。

 相手を1番怒らせたいなら、
 全く反応しないことらしいよ。

 何言われても、そこに全く反応しないことだって』


その一言で、
ハッと我にかえった。

最大の相手へのダメージは、

無視。
スルー。

ここでのスルーは、

ストIIで昇龍拳と波動拳を同時に出すぐらいのダメージを与えられかもしれない。(古い)

何いってんだよ・・という感じですが、

これでも当時の私は真剣に落ち込んだり、
傷ついたり、
泣いたり、
暴れたり、
眠れなかったり・・・

そんな毎日を過ごしていたのです。
ここには書ききれないぐらい、いろーんなことがありました。

5kgは痩せたと思います。
(あのままキープしたかった)

仕事だったので、
怒らず誠意を見せ続けました。

相手のむちゃくちゃな言い分はさておき、
できる範囲で要求をのみました。

さっさと、終わらせたかったからです。

不思議なことに、一方的に罵倒されると「私が悪いのかも・・」と思ってしまうのです。

実は、あとから顧問(弁護士さん)に相談しようと、すべての履歴を見直したところ、

こちらに非はありませんでした。(むしろ過剰なくらいのサービスを提供していました)

でも渦中にいる時は、

弁護士さんに相談することも、
夫や誰かに助けを求めることさえも、

していませんでした。

そしてなぜか、
「怒らせた私が悪い」と思っているわけです。

というわけで、

この事故に関してはまだまだ裏話があるのですが・・なんとか終わりました

いま思うと、あのときの彼女は「何かに取り憑かれていたよう」でした。

出会った頃は真面目で真摯で、よい方だったので、当時はきっといろんなことがあったんだろうなーと、今は思えます。(今は、です)

最後に下書きにこんな言葉がありました。

いつも強いわけじゃない。
私だって傷つくのだ。

私だって泣くのだ。

だけど、

いろいろあっても、
生きていかないといけない。

あ、なんか・・かわいそう、私・・(T_T)

最後までお付き合いありがとうございます。
大丈夫、明日はいい日になりますよ。

北アルプスで浄化


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