最後に感じた荒正義の気迫(日本プロ麻雀連盟達人戦1節より)
今回はオーラスのまとめ方について話をします。
達人戦ではそれぞれのオーラスではいくつかの選択が求められたところがあります。
1回戦目は役があったのでダマ聴。2回戦目は役なしでしたのでリーチをしています。
役なしの場合はかなりリーチの選択が多いです。リーチをしなかったが故に他の人からのあがり牌を取りこぼすことで、その人にツキを与えてしまう。それではいけないということでリーチし、上がり牌を出した人を召し取るということにしています。
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巷の雀荘、あるいはリーグ戦では聴牌すればほとんどリーチというのが今の主流になっています。以前の記事でも、私はリーチに踏ん切れないことを弱みとしていることを伝えましたが、一方で、棒テン即リーがいいことばかりではないのかということをお伝えできる時がありました。
それは3戦目に起こりました。最終戦のオーラス、伊藤優孝のリーチに対して、リスクを背負うことなく聴牌。普段通りの役ありのダマということになります。
しかしこのあとに事件が起こることに
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伊藤優孝に放銃してしまえば、ラスになってしまうかもしれない荒さんからのリーチが飛んできました。そして、私は一発で荒さんのあたり牌を掴みました。リーチをしていたら、一発放銃で着順ダウン。大きなポイントダウンを回避をすることができました。
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藤崎は「古川さんはリーチしなさそう」と言っていたということでしたが、今回は輪をかけてリーチをしない理由がありました。
今回はその話をしていこうと思います。
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