イメージを変えて麻雀を打っています(鳳凰戦A1リーグ3節)
第41期鳳凰戦、A1リーグ第3節C卓を終えて、私の麻雀が少し変わったような気がします。
端的に言えば、シャニムにこれを上らなければ!というような前のめり麻雀が影を潜めています。
そうです。鳴いて手を進める処(ところ)をちょっと1つ遅れて手を進めている処。
そりゃぁ、ドラ3なんか配牌にあったら前に進めますが、防御も視野に入れてという処。
今期のテーマは以前に書いていた毎節30ポイントを目標にしていたのを20ポイントに下げています。
リーグ戦で気にしていたことでマイナスを大きく叩く癖をどうするか?
1年に2回ぐらいあるマイナスを叩くのが訪れます。
それをどうしたらいいか?私もその処を考えていませんでした。
毎節+20×12節で240ポイントが目標であれば、大きなマイナスが1回や2回あってもいいんじゃない?というかもしれませんが、マイナスを目標にかかげることはしません。
先日、地元の近くの赤入りノーレートフリーのお店が出来たので、卓に入らせていただきました。その時に、大きな2着と大きなトップを取りました。
そこで気づいたことがひとつ。
麻雀は1人で手を作って、リーチ。それで、ツモれるならいいのです。しかし、最後の1つは相手から出てくる時もあるからこそ、大きく噴き上がることができる。素点をたくさん増やすことができるのです。
そうなんです。1人でいくら聴牌しても、他の3人が向かってこないと麻雀にならないんです。
噴き上がった時に阿佐田哲也さんの東1局52本場という小説を思い出しました。とても面白いかったのを思い出しています。内容は皆さんで確かめてください。
一方、A1リーグでは
「聴牌しました。はい、リーチ。」
ではだれも向かって来ません。本手同士のぶつかりならともかく、手が進んでないのなら、あっさり降りられての1人聴牌になるだけ。
麻雀は1人でやっているわけではありません。他の3人と争って、勝負を決めるのです。
東場で、点棒を集めた人が起点になって、他の3人はその点棒に合わせて、手作り、役作りをしてきます。
1年のトータルは別として、半荘、半荘の勝負では誰しも終局まで争うのです。そんなことが麻雀の醍醐味だと思いますが、他の誰かが自分勝手な麻雀を打てば、場が壊れてしまいます。白けてしまいます。そんな麻雀を誰が応援するのか、見てくれるのかと。
そうならないように、そうさせないように4人の争いを見せなくてはいけません。そんな思いで4人が争っています。3節を終えてまだ抜け出せません。独走することは難しいと思いますが、内容も考えて麻雀をしっかり打とうと思っています。