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牛乳を飲まなくなったら冷え性が直った話

私は乳糖不耐症です。
私が乳糖不耐症だと気づいたきっかけは、10年ほど前に、生乳入りヨーグルトの消費期限が近かったために、3個を一気に食べた後、ものすごい腹痛に襲われたことからです。

それまでよく食べていた、生乳が入っていないヨーグルトでは何も起きていなかったので、原因はこのヨーグルトだとわかりました。

それでも、「たくさん食べたのが主な原因」と思って、それほど気にしていなかったのですが、たまたまその数か月後に牛乳の飲み比べをする機会があり、飲む量を少なめにしようと思いつつも、試飲の牛乳がすごく美味しく感じて、そこそこ(200ccくらい?)飲んでしまったら、帰宅途中にお腹が痛くなり始めて大変でした。

それ以降は牛乳や乳製品を口にしないか気を付けるようになり、牛乳の他に生クリームもNGと気づき、当初は牛乳がNGと思っていたのが、乳糖がNGなのだとわかってきたのです。

小学校から、私はずっと、毎日牛乳を1-2本、飲んできました。
朝、自宅でコップ一杯の牛乳。そして、給食で牛乳を1本。
牛乳にはカルシウムが入っているから、身体に良いから、と。

高校に進学後も、毎朝自宅でコップ一杯の牛乳を飲んでいました。
高校を卒業後も、朝にコップ一杯の牛乳を飲んでいました。
社会人になってからも、毎朝、コップ一杯の牛乳を飲んでいました。

転機は、社会人になってしばらくして、禁煙の本を読んだ時のことです。
私は喫煙はしないのですが、当時、その禁煙の本がベストセラーで、ちょっと興味があって読んだのです。(本のタイトルがわかったら、後程追記するかもしれません)
その本の中に、牛乳は牛の飲み物だから、人間はあえてそれを飲む必要はない、といったことが書かれていました。
牛乳が好きか嫌いかということではなく、「カルシウムを取るため」に飲む、というのはおかしい、という記載もあったかもしれません。

私はそれを読んで、本当にそうだなぁ、だったら牛乳をせっせと飲むのは止めようと思ったのです。元々、牛乳がすごく好き、というわけではなかったし、牛乳以外でもカルシウムを取れば良いと思ったからです。

そして、毎朝、コップ一杯の牛乳を飲むのを止めたのです。

そして、牛乳をせっせと飲むのを止めてしばらく経って、冒頭の生乳入りヨーグルトを食べて腹痛になる、ということが起きたのです。

今では、牛乳や生クリームだけでなく、乳製品も、あまり食べないようになりました。日本人の身体には合わないことが多い、と耳にしたからです。

乳製品全般を控えるようになって、現在は2年程ですが、気が付くと、冷え性がほぼ、直っていました。

高校生ぐらいから、身体が冷えやすく、アイスコーヒーを飲んだり、冷房の冷風が直接当たったりすると、二の腕が冷え冷えになって、お腹が痛くなってくることがしょっちゅうでした。
だから、暑い夏でも飲み物はホット。冷え対策のカーディガンが手放せませんでした。
2、3日おきにお腹が痛くなっていました。それが普通だったのです。

今は、朝に飲むホットコーヒーはブラックです。1日中、お腹は痛くなりません。この数週間、お腹は痛くなっていません。
お腹が痛くなるのは、牛乳や生クリームがある程度入っている何かを口にした時だけです。

以前は、トイレに行った時に自分の臀部を触ると、身体のどの部位よりも冷たくなっていました。
今は、臀部の体温は、他の部位と同じ温度です。

きっと、私は牛乳が飲めていた時は、何とか牛乳を消化することはできていましたが、身体への負担は大きかったので、ちょっとしたことですぐに身体が冷えてしまいやすく、そして、身体が冷えると、消化がうまくいかなくなって、腹痛が起きていたのかな、と思っています。

そして、牛乳を定期的に飲まなくなったことで、牛乳の消化酵素がほとんど出なくなってしまい、牛乳が身体に合わなくなってしまったのかな、と想像しています。

乳糖不耐症になって、美味しいスイーツが食べられなくなってしまったのはかなりストレスですが、牛乳をはじめ乳製品を取らなくなったことで冷え性が直ったのはとても良かったです。

これを読んでいる冷え性のあなたも、乳製品を控えると、冷え性が改善する場合があるかもしれません。


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まひろ(婚活&離婚サポート&保育士)
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