アメリカ、ハワイ州で看護師として働きながら見えてきた多様性
先日、人道支援家であるTaichiroさんとイギリス看護師をされているKiwiさんとインスタライブをした。
そこでも話題に上がったのは
「文化の違う、背景の違う患者さんに向けて看護を提供する上で気をつけていること。」
最近実はそれに関連してモンモンとした思いを抱いていたから
NOTEでもまさにピッタリのテーマだった。
〇〇人だからは当てはまる?
アメリカ、ハワイ州で暮らし始めて知ったことが様々な文化背景を持った人が暮らしているということだけではなく、その個人のなかでも様々な文化が入り混じっているということ。
アメリカ国籍を持つ人であっても、両親は日本人で、でも日本に住んだことはない、日本語は少しだけなら話せるとか。
中国と、ハワイアンと、〇〇と〇〇の血が入っているらしいとか。
そんな文化が入り混じった人たちに「〇〇人だから」と言えるだろうか?
そんな自分もハワイで暮らし初めて6年目に突入する。
「アメリカナイズ」されてるなんて言われることもあるけど決して自分のことを「アメリカ人」とは言わないだろう。
多種多様な価値観を持つ人と働くということ
気が楽になるところでもあり、また苦労するところでもあるのが仕事に対する価値観の違い。
もうそれは本当に人それぞれ。
日本で看護師として働いていた時にはそこまでの仕事に対する価値観の幅は大きくなかったように思う。
自分の価値観を押し付けることもちろんできないし、
一つの価値観が良いとか、悪いとかそういうもんでもないんだと思う。
どんな価値観を持って働いても別に誰も構わない、それもなんだか受容されてていい。
多様性の中で見えてくる自分
さまざまな価値観に触れることは、自分の価値観を深く見つめるようになることだと思う。
新しい、知らなかった考え方や慣習に出会い、じゃあ自分は?
自分が持つ価値観は一体どこから来たのだろう?と。
当たり前が、当たり前でなくなる。
相手の普通が、私の普通ではない。
そんな中でひとはひと、自分は自分。
それでいいんだと思えることは私にとって大きな救いになった気がする。
No Rain, No Rainbow.