「双極性障害」×「働く」を語る会 #双極トーク 2019年 第5回 実施報告
#双極トークの2019年第5回 (通算13回目)を6月29日(土)に実施しました。
以下、スタッフのシラユキがレポートします。
●チェックイン
6月も残すところあとわずか、上半期を締めくくる開催日となりました。あいにくの雨模様の中、初参加5名、リピーター6名の方にお越しいただきました。
まずは主催者の自己紹介とスタッフの挨拶があり、続いて皆さんに自己紹介と今の気分を伝えてもらいました。
平常を0として+5(軽躁)から-5(うつ)の範囲で、+3が1名、+2が1名、+1が2名、0が2名、-2が1名、-3が1名でした。
梅雨の時期を迎え、季節による体調の波を感じる方もいらっしゃいました。こまめな体温調節や休息を意識して、体力の消耗を避けたいですね。
会の始めに「なぜ参加しようと思ったか?」という質問にお答えいただきました。以下、ご意見を紹介します。
・新たな気づきを得たい
・周りに同病の方がいなかった
・同じ悩みを共有出来ればと思った
・双極性障害に対処出来るようになりたかった
・「働く」に特化した当事者会は珍しいから
●双極トーク
そして本編へ。今回は2グループに分かれてテーマトークを行いました。
「双極性障害x働くx対処」に関するトークの話題は以下の通りです。
テーマトーク班①
・躁の時の対処
・混合状態になるときはあるか
・病前性格について
・障害者枠で働いている人たちとの付き合い方
・単調作業が多い。モチベーションを保ち、長く働くための工夫は?
テーマトーク班②
・双極性障害での就職活動について
・双極性障害に適した仕事、働き方
・転職や就活について。休職や退学したことを面接で聞かれたときの対処
・睡眠について
・頓服について
今回は「はたらく」にまつわるテーマがいつも以上に目を引きました。それだけ皆さんの関心が高いのだと思います。
●チェックアウト
本編終了後に皆さんから次のような感想をいただきました。
・共感出来ることが多かった
・悩みを共有出来た
・一人で悩んでいたが励まされた
・いろいろな人の意見が聞けて参考になった
・働くことへの間口が広がった
・毎回新しい気づきがある
会が終わる頃には和やかなムードに包まれ「また参加したい」という声も複数いただきました。
●ご感想
参加していただいた方々のご感想をTwitterから引用して掲載します。
●次回の#双極トークについて
次回は7月27日(土)の開催となります。
リアルな場に足を運ぶのはハードルが高いけれど、きっと何かしらの気づきを得られると思います。
私自身、人見知りでしたが今では初対面の方ともコミュニケーションを取ることが出来ます。それは、同病であるという共通の大きな話題があるからかも知れません。
皆さんのお越しをスタッフ一同お待ちしております。
●今後の開催
8月以降の開催は以下のページでご案内します。