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29歳市民ランナーOL、直近の目標について

こんばんは。29歳OL(現在失業中)の脱北者です。

14の頃からストレスの捌け口にランニングを始め、かなり断続的ではあるが早15年。今や「走る」ということが私の生活から切り離せないものとなっている。
そんな私の、今までのランニング歴と今後の目標について備忘録を残そうと思う。


ランニングのきっかけ

小さい頃からよく運動神経を褒められていた。

恐らく親がせっせと習い事に通わせてくれていたからだろう。
新体操、器械体操、ソフトボール等々、中学で部活(バドミントン)に入るまで、週に3~4回どこかで運動していたと思う。

本当に自慢にしか聞こえない(実際自慢にも思っている)が、物心がある頃から、どういった運動をしても大体うまくできるし、同じ条件下であるならば誰よりもうまくスポーツをこなす自信があった。

15歳の部活引退後、有り余るエネルギーを走ることで発散できることに気づいた。運動に対する「器用さ」や「パワー」については自信があったが、「体力」については群を抜くほどではないなと感じていたので、それを手に入れることでもっと強くなれると感じていた。

しかし、走ることで得たのは体力的な側面だけではなく、心の中でこんがらかってしまった行き場所を失った感情(怒り、妬み、焦り、不快感など)が交通整理されていく感覚であり、現実逃避のために走るということが第二次成長期の頃に染みついてしまったのだ。

以降、何か思い悩むことがある度に(思い悩むときは大抵の場合思考する時間があるからである)ランニングをすることで頭の中の考えや感情をまとめることが習慣となった。理論ではなく、感情ではなく、言葉ではなく、身体を動かすこと思考や感情に納得するという人間に育った。(あまり共感がないと思うが)

レースヒストリー

19歳:
嬬恋キャベツハーフマラソン完走(21km)。初レース。景品にキャベツひと玉とクックドゥ回鍋肉を貰う。

嬬恋のキャベツ畑。標高1000m超、500mアップのコース

20歳:
日光ハイウェイマラソン完走(42.195km)。タイムは覚えていないが当時の10kmのタイムからするに5時間前後なんじゃないかなと思う。

高速道路を貸し切り、400mダウン、400mアップの鬼コース

21歳:
サロマ湖ウルトラマン出走。お恥ずかしながら35km程度のところでリタイア。大雨の年だったと思う。

以降、レースには出ず、自由気ままに目標もなくランニングをしている。

現在の状況

「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎれば只の人」
とはよくいったもので、漏れなく私も大人になるにつれ只の人に成り下がった。
普通の人にしてはかなり運動しているな…くらいもののである。

最近でいうと、社会人になった後にランニング熱が再発し、適切なランニングシューズやウェア、サングラス、GarminやShock、Stravaに至るまで必要な装備を手に入れ、かなりの繁忙期(リンク参照)を除き帰宅ランに勤しむようになる。帰宅ランで10km走り、600kcal消化してちょうど10km地点にある日高屋に入店、そして1000kcal摂取するというカロリー無に帰す芸人をしていた。

こう見えてカロリーに気を使ってビールではなくレモンサワーを飲んでいる。(が、その後2杯追加で飲む)

2024年4月中旬、1年のブランクを経てランニングを再開し、2024年5月末に会社を退職した後は地元札幌に帰り、月100kmを基準にこつこつとランニングを継続している。

10kmのタイムは57分45秒。(2024年5月)

今後の目標

ランニングを再開してみるとやはり走ることは楽しいもので、2024年12月にある加古川マラソンの42.195kmにエントリーをした。9年ぶりのフルマラソンである。
今までフルマラソンは「完走するもの」「走り切るもの」という認識であったが、今回は初めて目標タイムを掲げてフルマラソンに挑もうと思う。

2024年中にサブ4を達成したいな…とぼんやり考えていたものの、体力的にもスピード的にも、5:30/kmでフルを走り切るのは私の現状を見ると不可能のように感じる。そのため加古川マラソンについてはサブ4.5を目標に置く。

サブ4.5と言えど、女性だと上位28%に入るようだ。

引用:https://powerfulrun.com/sub4/

大きすぎる目標を掲げるのではなく、地に足が付いた目標を掲げ、地に足のついた地道な努力を積むというのが私の性に合っているし、そしてランニングはそれが一番の近道である。

練習メニュー

私はランニングを誰かに教わった経験がないため、今まで適当に距離を積んで右膝が頻繁にランナーズニーになってしまったり、走り方を独自に調整してオーバープロネーションで右くるぶしを痛めたりと、散々独自のやり方には苦しめられてきた。

初心者は自分の力を信じず、与えられた情報の取捨選択と練習の遂行だけをきっちりとやっていけばよいという信念のもと、8月からははコニカミノルタのサブ4用の6か月練習メニューを基本に、スピードを落とした形で運用している。現在は17週の練習メニューに倣っている形である。

引用:https://www.konicaminolta.com/jp-ja/athlete/running/full/expert/index.html

また、上半身の筋力部不足や反り腰などの問題も解消するため、週に2~3回程度ジムに通い、筋力アップも同時並行に行っている。

身体づくり

ランニングで練習の次に重要なのが体重。

脱北者体重推移

ランニングを再開した2024年4,5月の時点では1年間運動を停止していたため、人生で体重が最も重い58~59kg。マッスルメモリーを取り戻すことと、また同時に体中についた余分な脂肪を脱ぎ捨てることが必要であった。
4か月程度ランニングを継続し55kg台まで落ちてきてはいるものの、まだまだフルマラソンを走るにはずっと重い。

12月までに52kg、可能であれば50kgくらいまでは体重を落とすべく、1日の摂取カロリーを1600~1800kcal、タンパク質を最低100g摂ることをここ半月程度継続している。
この栄養運用はかなり良く、3か月間殆ど減らなかった体重がちょっとずつ減ってきているので、頭打ちになるまでは継続しようと思う。

結局脱北者は何を目指してるの?

スポーツには、その道を長い時間真摯に向き合ってきた人間だけが手に入れられる実力がある。

ランニングももちろん例外ではなく、私の1kmの全力疾走より早いペースでフルマラソンを完走してしまう女性だって存在するのだ。

そしてそのような能力を持つ人が必ずしも天性の才能に恵まれた人間かというと、決してそういうわけではない。
人間は長期間訓練を行うことで、おおよそ普通の人からは想像できないような能力を堅実に手に入れられるというのが私の持論である。

これは運動に限った話ではなく、言語習得や、計算力や、音楽や、コミュニケーション能力に至るまで、あらゆる分野にも言えることだと思う。

私はそういった、長期間真摯に向き合って手に入れる能力というものにすごく大きな憧れがあり、一番身近なのが運動、特にランニングだった。

12月のフルマラソン完走後、どのような感情になっているのかは全く想像がつかないが、サブ4.5はあらゆる目標へのただの通過点であり、基礎体力の向上のために行っているに過ぎない。

完走後に、更に早く走ることを目標に置いたり、より長い距離を走るウルトラマラソンであったり、オフロードを走るトレランであったり、どういった方向に分岐するかはまだ決めていないところではありますが、数年単位でのはっとするような体力向上計画を行っていますので、暖かく見守っていただけますと幸いです。

こちらのリプライに運動した履歴を返信形式で追記し続けています。

Twitter: 

STRAVA: https://www.strava.com/athletes/12671518


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