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初めてキングオブコントを採点した日。
タイトルの意味は、もちろん審査員をやったという意味ではありません。『キングオブコント』を初めて採点しながら見た、ということです。採点しながら見たのは、M-1やR-1など他の賞レースを含めても初めてです。
自分でもなぜ急に採点をしようと思ったのか、最初はわかりませんでした。でもふと気づいたのです。「あの5組が出ていないからだ」と。
その5組とは、アキナ・学天即・令和喜多みな実・和牛・GAGです。
M-1との20年と、岩井さんの「M-1グランプリありがとう」
今年のM-1でハライチの敗退が決定した時の岩井さんの言葉。
「M-1グランプリありがとう、楽しかった」
まだまだ激闘が続く生放送中、僕は1人ひっそり泣いてしまいました。もちろん立場は全然違いますが、自分自身の気持ちと重なったのです。
M-1が始まったのは2001年、僕が大学3年生の時でした。その後毎日放送に内定し、学生時代の思い出作りにと2003年のM-1に出場します。その顛末は↓で読んでい
いつから好きな芸人さんに「勝ってほしい」と思うようになったのか
僕が10代を過ごした1990年代は、大きなお笑いの賞レースがない時代でした。『オールザッツ漫才』の中で若手トーナメントがあったりはしたけど、あくまで特番の中の一部と言う感じです。
僕は『すんげーベスト10』や『爆笑BOOING』といった関西ローカルの深夜番組が日々の楽しみという、よくいるお笑い好きの学生でした(どんな番組かわからない方はなんとかして調べるか見つけてください)。
インターネットも
5組の芸人と1人の諦めの悪い男
2022年5月。B'zとMr.Childrenのツアーが3年ぶりに再開し、久々にライブ会場に足繁く通う日々が戻ってきました。
そんな中、僕にはもうひとつツアーが始まっていました。『ソガのプワジ』単独ライブツアーです。
アキナ、ガクテンソク、令和喜多みな実、和牛、GAGの単独ライブが連続して行われて、それを勝手にツアーと呼んでるだけなのですが。
なんとしても全部見たいと思い、配信で観たアキナ以