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竹村俊助/編集者
2018年8月27日 00:55
学校の国語の授業で、こんな問題を解かされたことがあるだろう。「下線部のときの主人公の気持ちを書きなさい」 おもしろくもない小説を読まされて、主人公が思っていることを書かされる。そこで先生が用意したものと違う気持ちを書いてしまえば「✕」だ。主人公の気持ちには「答え」があって、それに合わせないといけない。 ぼくらが国語の授業で習ってきたのは、こうして相手の気持ちを汲みとり、空気を読み、他