しゅうかつシリーズ~「お笑いについて語ろう1〈還暦世代のお笑い履歴編①〉~「とはいえ、面白い人は出てくるよね」「うん。サンドイッチマンとかナイツとかね」「それも、たけしさんたちのラインにある感じだね。THEマンザイとかテリー伊藤さんとかたけしさんがやってきたお笑いの影響を受けてない人は多少質が違うかんじはあるけどね」「お笑いに正統なとか、王道はあるようなないような。影響をお互い受けながら多少同じ質に思えるだけかもね。ロックに似てるかもね」~」
模話1「お笑いについて語ろう」
模話2「うちの世代はさあ、いまの世代とはかけはなれた感じがあるね」
模話1「いやいや、お笑いって常に質がかわるもんだと、小林信彦先生も書いてたよ」
模話2「いわゆるお笑いブームの後に変わるって書いてたよね」
模話1「いま松本さんが、騒ぎになってはるけど、実は同学年なんだよね」
模話2「浜田さんもだよね。彼らのお笑いまではまだわかるんじゃないの?同世代がつくる笑いだし」
模話1「そうだね。彼らの影響うけた笑いが何かってわかるからね。でもさ、確かにダウンタウンより下の世代はあまり興味はもてなくなったよね」
模話2「とはいえ、面白い人は出てくるよね」
模話1「うん。サンドイッチマンとかナイツとかね」
模話2「それも、たけしさんたちのラインにある感じだね。THEマンザイとかテリー伊藤さんとかたけしさんがやってきたお笑いの影響を受けてない人は多少質が違うかんじはあるけどね」
模話1「お笑いに正統なとか、王道はあるようなないような。影響をお互い受けながら多少同じ質に思えるだけかもね。ロックに似てるかもね」
模話2「好きなお笑いが似ていて話が盛り上がるのは、好きな音楽が共通していて盛り上がるのに似てるよね」
模話1「小林信彦さんのお笑いの評論みたいなやつとか、萩本欽一さんをモデルにした小説とかあるけど…コント作家からの視点、クリエイター視点だから、ただテレビみてたボクたちとはまた違う感じではあるよね」
模話2「ボクたちってのも、ロック好きなのとおんなじだよ。共通しているようでいてもっと個人的なもんじゃない?」
模話1「まあね。還暦世代のお笑い履歴を語ろう(笑)」
模話2「まず、子どもの頃はドリフターズ、マチャアキ、コント55号、クレージーキャッツとかだよね」
模話1「うちは4歳年上の兄がいたから、コント55号もクレージーキャッツも見てたけど、難しかったよな。スパイダース大好きだったし、マチャアキに井上順とかドリフターズだよね、同世代はコント55号はちょっと怖いしクレージーキャッツは大人っぽい笑いにあまり親近感はなかったよ」
模話2「でも、ゲバゲバ見てたよね」
模話1「あれ、結構エッチなやつとか際どいギャグあって、親からはよく思われなかったと思うね」
模話2「ロックと同じで性的な部分も引かれた部分だったりしてね(笑)」
模話1「多少あるかな。下ネタ好きだもん、子どもも。ドリフターズはよく下品ねたでクレームすごかったけど…結局親も一緒に見てるんじゃない?(笑)」
模話2「あの当時は娯楽少ないしね」
模話1「町の商店街かな?公民館で芸能人のショーが時々あってさ。ドリフターズもきたし、マチャアキも来たよ。でもさ、子どもだったから、どちらも結構真面目に演奏したり歌ったりするから、大人っぽい世界についていけなかったよ。ちょっとだけよは子どもたちに大受けしてたけどさ(笑)」
模話2「クレージーキャッツも実力派のバンドだったしね。ドリフターズは知らないけど、ビートルズきたとき前座に出てたよね?」
模話1「志村けんさんはそれでドリフターズ入ったんだっけ?(笑)。ビートルズ見に行ったんだよね、けんさんはビートルズファンだもんね」
模話2「ア~アってのはロバートプラントの真似だってクラスメートは言ってたよね(笑)」
模話1「海外でもさバディーリッチもスティックのむギャグとかさ、ボンゾのアイドルだよね、バディーリッチって」
模話2「娯楽として、ボードビリアンもバンドマンも同じく舞台のパフォーマーだもんね」
模話1「舞台の人たちってほんとにすごいよね」
模話2「小規模の舞台は設備不良で自分達の音もよく聞こえないだろうしね」
模話1「10回くらい人前でやったけど、全然聞こえないし、まず自分ありきでないとつとまらない」
模話2「他人軸の君にはこたえたろうね(笑)」
模話1「そうだね。あれは、四次元の感覚じゃないかな?自分の意識がすべてをつくるって感じでさ」
模話2「続く~」