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とーます模話のこざこざシリーズ 33「わたしも俳句をつくりたい③ ~〈⑤いとしさよ 甘き記憶に 小春凪【秋】〉ほか~」

※秋の書き溜め分アソート


ある方の命日に詠む
①去りし日の 野原の野にて 空の澄む【秋】
②命日に ぼんやり見やる 白芙蓉【秋】 
③逝きし人 想ひのうちの 白芙蓉【秋】
逝きし人の心遣いを思い出し涙す。そして詠む
④ありがたう 野原の野いま 澄み渡る【秋】

穏やかな天気につられてなごんで詠む
⑤いとしさよ 甘き記憶に 小春凪【秋】
⑥待ちわびる 愛しき人を 秋の雨【秋】

自分のすべてを許すことにした。そして詠めり
⑦許したる 己の罪に 鱗雲【秋】
⑧もうやめた ゆくりと歩け 秋時雨【秋】
⑨決意して ゆくりと歩く 秋時雨【秋】
⑩秋日和 あまたの咎を いま放つ【秋】


ノートに書いたよみっぱなしの俳句が見つかったので、
あげてみました。
きょうはひとまず
こんなところで失礼いたします。
解説はまたいつか…


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