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少しづつ成長していく物語〜三月のライオン〜

もう何度読み返したか分からない。
家族も何もかも失って中学生でプロ棋士になった少年が、
人々との交流を通じて対局を通じて少しづつ過去を乗り越え成長していく物語。


辛い経験をして、生きるために心を閉ざして将棋に没頭する主人公。
それが優しい世界に触れて徐々に心を開いていく。
悩みながらでも人と関わろうとしていく人間臭さが魅力。

 
そしてキャラが濃くて、一見嫌な奴に見えるライバル棋士たちも
バックグラウンドにあるストーリーが掘り下げられているので
「何故こうなっているのか」
「どうしてこの人はこういう言動をするのか」
が掘り下げられているのが面白い。

全ての人たちが一生懸命、自分や自分の大事な物のために必死に戦っていく姿は美しい。

人の優しさ、一生懸命な生き様が描かれている良作だと思う。







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まごすけ@数秘術鑑定師、見えない力を味方に付けるビジネスコンサル
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