心の中の暦を巡って
春に花が咲いて
夏に緑が繁って
秋に鮮やかな色に変わって
冬に真っ白に戻る
四季があって
季節が移り変わるから、人の心は動くもの。
よく心の動きを季節に重ね合わせたりする。
冬は人肌恋しくなるって言うけど、
こころって冬だって温かい幸せな気持ちになるときだってある。
寂しさの中にも
伝えられないから、
自分の心の中で今日は仲良く手を繋いで歩いてたのに、
明日には「もう離れなきゃ…」っていって繋いだ手を離して離れ離れ。
でもまた繋いで。
季節の移り変わるより人の心はもっと繊細に動いている。
だめな日があるから
いい日が凄く感動して、
伝えられない日があるから
一瞬、一秒でも目が合うだけで嬉しくなる。
季節でいうなら
冬から春に変わる瞬間なのかな?
心には一瞬、一秒のその刹那な時間があるから、切ない。
でもそうやって動いているから、心が温かくなったり、冷たくなったり
生きてるから、嬉しかったり、哀しくなる。
花が枯れるから、花が咲く様に、
そうやって心の中の"暦"を巡っている時が一番自然な形なのかもしれないね。