鈴木隆行 takayuki suzuki

■産業カウンセラー /心理カウンセラー/茶人            6歳より心の病に苦しむ母の相談を聴き始め10代の頃より心理学を独学で学び始める。2015年に産業カウンセラーの資格を取得。会社員の傍ら、カウンセリング・ブログ執筆など活動を行なっている。座右の銘は"佰花愛樹"

鈴木隆行 takayuki suzuki

■産業カウンセラー /心理カウンセラー/茶人            6歳より心の病に苦しむ母の相談を聴き始め10代の頃より心理学を独学で学び始める。2015年に産業カウンセラーの資格を取得。会社員の傍ら、カウンセリング・ブログ執筆など活動を行なっている。座右の銘は"佰花愛樹"

最近の記事

暗闇でしか見えぬ光がある

零れ落ちた涙なら 拭えばいい 剥がれ落ちた自信なら もう必要ないさ ただその理想だけは ただその理想だけは 汚さずに掲げていたい 愚かさに気付くのは、いつでもそう 階段踏み外したり 転んだ時だけさ あの時のあの言葉 あの時の温もりを この胸に刻んでいくよ。 強くなる事は 弱さを見せない事じゃないよ、 何度一人ぼっちの夜を シーツにくるまって迎えても 強くなんてなれないさ、 優しさにすがったって 道に迷い込んだっていい ポケットに詰め

    • "今"を叩いて生きる

      "今"を"叩いて" "命"は続いていく。 心臓の鼓動は 意識しないと、なかなか感じることはできないけど、 僕たちは、毎日そうやって "叩きながら"一生懸命に生きています。 だからこそ、 楽しいことがあったり 時には 悲しいこともある。 大切な人が 突然いなくなってしまって、 悲しくて寂しい気持ちになったりするときもある。 でも 人の心というのは、 繋がっているから、 そばに入れなくなっても 目の前に形がなくなっても 心の中で思い出としてちゃんと生きている。 "

      • こころを包み込む

        青色の欠けた色鉛筆を広げて 海を描くあの子は夕暮れが来るのを  一人笑顔で待っている。 もしあの子に一つ渡すなら…   青色のそれじゃなく、 好きな色に空が染まるまで 
寒くはないようにマフラーを、  時間だけが包み込む色 
影の向きで光を感じる。     凹んだ心は、内側からしか戻せない。 ブリキの様な壁の中守っているから。 みんな一緒だと思ってた
あの子はそうじゃないから。 シャボン玉の様な心に、乾いた指で触れないで… 同じ雨と涙に濡れた、この指先でな

        • 心と一緒に生きている

          日々のことも 人の心もそんな簡単にかわらない。 そうやって 変わらないものに 悩まされたり ときには 救われたり。 言葉の優しさは 発する側は救ったつもりになっても 受け取る側には そのタイミングの良さですら 苦しく感じてしまう。 凹んだ心は 内側からしか治せないから。 何でも話してもいいよ… そう言われるほど何にも話せなくなる。 別に聞いてくれるだけで 大丈夫だよ… 聞いてくれて楽になったよって 自分に嘘ついて、 だって あなたの前だけでは 笑顔

          人が見てない場所で咲く花

          一生懸命頑張っても 結果に繋がらなくて 悔しい思いをしても 努力しても なかなか認めてもらえなかったり、 思い通りにならなくて 悲しい気持ちになってしまうことは あります。 でも、 そういう人ほど実は 人に見えない場所だったり、 人が思いつかないような 努力をしているものです。 たとえ 気づかれなくて 見て見ぬふりをされたって、 人が見ている場所に "咲く花" だけが、綺麗に咲くとはかぎりません。 そうやって誰も気づかない場所 誰も見てない場所だけど

          人が見てない場所で咲く花

          心が育つこと

          どんなに 心のことを勉強して、 頭で理解しても心は成長しなくて。 例えば 大自然にふれて 大きさを感じたり、観たり、嗅いだり そうやって 自然という偉大なものに触れることで 日々の視点がかわったり 見え方が変わる。 ゆえに 心は育つ。 感動できる映画や物語を観ても読んでも、 いざ 自分がそれに近い体験をって 遭遇して、 乗り越えて はじめて 心は育つ。 気持ちを伝えるのだって 渇いた手で触れるのと おんなじ涙で濡れた 手で触れるのでは 温かさの伝わ

          "人"の"間"に自分を重ねる

          あなたはどんな人に惹かれますか? あなたはどんな人に安心感を感じますか? 強い人? それとも 繊細な人、弱さをもってる人? 人の話を聴くときってね。 この人に話を聴いてもらいたい… この人に寄り添ってもらいたい… そうやって 魅力みたいな、 技術だけ凄くても ブレない強い心をもってても 実は人って寄り付かない。 強がってるように見えるけど 実は 繊細で誰よりも悩んでて 弱い心をもってて そうやって "強い" と "弱い" の間に広い部屋がある。

          "人"の"間"に自分を重ねる

          涙と汗が染みこんだ路(みち)

          人から 「違くない?」 とか 「おかしくない?」 って 批判を受けたり、 否定されたりすると 嫌な気持ちになったり、 自信をなくしてしまったりすることはあります。 新しいことをしたり、 挑戦したり、 人を引っ張っていったり 人と違うことをすることは すごくエネルギーを使う。 用意された "道"を歩くわけじゃないから 真っ直ぐとは限らないし、 遠くまで見える道ばかりとは限らない。 だから 真っ直ぐな道を探すより それを 歩く自分の心が大切。 その ぶれない心

          涙と汗が染みこんだ路(みち)

          心のなかで生きること

          大切なひとが"いるとき"って 目に見えて、近くにいるけど、 "あなた"と"わたし"だから、なんか別々な存在に感じるけど、 会えなくなったりそばにいなくなって "思い出"になった瞬間に急に自分の"心の中"に入ってきて 近くなったみたいで一心同体みたいな感じになる。 蒔いたタネが芽を出す瞬間みたいに あの人が私の中で生きて動き出すよう。 心ってそばにいる時ほど遠い。 でも離れてしまったときに 思い出になった瞬間に一番近くで生きれるもの。 そこから花が咲き始めるも

          心のなかで生きること

          瞬間に感じるもの

          食べ物を食べる時 できたままの料理の"形"をそのままの状態じゃ飲み込めないし、栄養を吸収できません。 だから一度崩して、壊さなくちゃいけない。 行き詰まって行き場の無い気持ちを整理したくても 固まった心を変えることなんて難しいし、 人間関係も然り、団結しすぎた、人の"間"に入ることは容易ではありません。 花もずっと咲いていることはできなくて、いつかは壊れてしまう。 壊れてしまうからまた新しい芽を咲かすことができる。 落ち込んで泣き疲れても、 その哀しみがバネになっ

          心の石板に何かを刻む

          優しく言葉をかけたり 優しく見守ってあげることは難しくて。 ただの"言葉"という形が 相手のこころに伝わらなかったり、逆に傷つけてしまう"優しさ"もある。 傷ついたこころは割れやすく傷つきやすいシャボン玉みたいなもの。 強く触ればわれてしまうし、強く語りかけて仕舞えば、どこかに飛んでいってしまう。 冷たく乾いたこころで触れるなら また傷つけてしまう。 人は涙を流す時 自分の心の石板に何かを刻んでいる。 ただの傷じゃない。 そうやって、ゆっくり時間をかけて育てた心

          心の石板に何かを刻む

          心のなかにある"ひかり"

          暗い部屋の中にいると周りがみえないけど、 少し光が入ってくると…まぶしいけどそこに、自分の"影"がみえてくる。 影の中にいたから、 その光が眩しすぎて直視できなくて、 でも 「あっ影ってこんな形してるんだ」 「えっ形が変わった…向きも変わるんだ」 そうやって光に向き合えなくても 光は"ちゃんと感じ取れる"。 そうやって すぐ向き合えないけど、 ゆっくりゆっくり 時間だけが包んでくれる優しい時間もある。 光があるから影ができる。 影が見えるのは、光が照らして

          心のなかにある"ひかり"

          心の中の暦を巡って

          春に花が咲いて 夏に緑が繁って 秋に鮮やかな色に変わって 冬に真っ白に戻る 四季があって 季節が移り変わるから、人の心は動くもの。 よく心の動きを季節に重ね合わせたりする。 冬は人肌恋しくなるって言うけど、 こころって冬だって温かい幸せな気持ちになるときだってある。 寂しさの中にも 伝えられないから、 自分の心の中で今日は仲良く手を繋いで歩いてたのに、 明日には「もう離れなきゃ…」っていって繋いだ手を離して離れ離れ。 でもまた繋いで。 季節の移り変わるより人の心は

          心の中の暦を巡って

          消えない温かさ

          いつも寂しさを感じるのは、 誰かに"寂しいのに「寂しい…」って気持ちを素直に言えないから" 言えないから強がって、周りを傷つけたり 自分が傷ついてまた寂しくなる。 そうやって後戻りできなくなって 自分の心の声も聞こえないくらい自分ともう一人の自分の距離が 気づいたら凄く遠くに感じる。 だからって "寂しさ"を亡くそう亡くそうとすればするほど 消えないし、 逃げようと逃げようとすればするほど 目についたりする。 そうやって凍えそうな心を温めてくれるのは、

          正しさより大切な温かい優しさ

          繊細で傷つきやすい心を持つ人ほど生きづらい世の中で、   人と違ったり、足りない何かがあるとそれを補い、揃えようと周りは必死になりますが、 もともと、その中で生きている本人にとっては、足並みを揃えて、同じように振る舞うことの方が窮屈に感じてしまう。     見守り、理解し、その本人が行きたい方の先で待っててあげる。 そこに誰も居ないのは不安だけど、誰かが待っててくれれば、そこには安心感が生まれる。 そこから、何度も一緒に歩き出せばいい。 簡単に道を変えればいつかそ

          正しさより大切な温かい優しさ

          雪に耐えて梅花麗しい

          嬉しいことや楽しいことばかりじゃなくて、 皆んながやりたがらないような辛いことだったり大変なこともある。 自分の得になるどころかストレスがたまって 気持ちがマイナスになってすり減ったりする。 時代もそうで、 仕事もたくさんあってお金に困る事なく好きな事がだれでもできる。 その逆が今の時代だとしたら、きっと、誰もが逃げ出したくなることもあるよね。 でも 大変な時代の時こそ辛く大変な時ほど皆んな嫌がることほど 真摯に向き合って頑張って取り組む。 そうすると心が成長

          雪に耐えて梅花麗しい