膵臓ガンか胆嚢ガンか? 山吹の薙刀が出てるから大丈夫だった
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2週間ほど前からずっと右脇腹、肋骨の下あたりの痛みがあり、特に変な動きをしたわけでもないし、おかしいなと思っていました。こういう時は誰もがネットで検索をします。現代は検索社会ですから。
「右脇腹 痛み」とかで検索すると、筋肉痛、肉離れ、ストレス、便秘、ガス溜まり、などなど出てきます。あまりピンと来ないなと思っていると、膵臓ガンや胆嚢ガンなどの記述に出くわしました。
そ、そ、そう言えば、この半年で6〜7キロ体重が落ちています。健康的になったと喜んでいましたが、運動は20年以上続けてきていて、マラソン準備で月に200キロも走った時でさえ体重が落ちなかったのに、なぜ体重が急に落ちたのか、内心はおかしいなと思っていたのでした。
そ、そ、そうか!ガンか!そう言えば、ここ2年の人間ドックで胆嚢ポリープの疑いあるとのことで要観察の診断を受けていたのでした。まあ良性だろうと放置していたのです。おう!自分だけは大丈夫だと思い込む正常性バイアスだ。放置するんじゃなかった。ポリープがガンとなって進行しボクの愛しい身体の組織たち細胞たちを蝕んで体重を落としていたのです。
すぐにいつも通っている心療内科に行きました。いつも心療内科に通っていると書くと、一人前に心を病んでいて、欧米のようにカウンセリングを受けているモダンなコスモポリタンみたいですが、そんなんじゃないです。またいつか書きます。
それはともかく、病院でいろいろ症状を話して、体重が落ちた話になると先生の顔が曇りました。確かに顔がげっそり痩せたな、これは検査が要るな、CTかエコーで診てもらいなさいと、紹介状を書いて大病院の予約を入れてくれました。
タイトルからお分かりでしょうけど、経緯を飛ばして結論を書くと、異常なしでした。血管造影剤注射によるCT、いわゆるレントゲンのスライス撮影をし、一昨日に結果を聞いてきました。大病院の先生曰く「膵臓ガンまで疑ったけど、綺麗ですね〜」とのことでした。
実は検査結果が出るまでは、もうぜったいガンだ、余命1年だ、でも今やっていることはやり抜いてやる、負けるものか、などと思っていたのでした。「まあ、ストレスですかね〜何か最近変わったことなかったですか?」
変わったこと? おーめちゃめちゃ変わった変わった。アプリを勉強して起業しようとしている。ストレス?自分が? なかなか受け入れられませんでした。起業に向けてヤル気マンマン状態で毎日取り組んでいて、それなりに充実していたのでストレスを感じているヒマは無かったのです。
以前より運動もしていたし。そもそもストレスには強いと思っていました。そうか、ストレスか。慣れないアプリ勉強にストレスを感じないはずがありません。毎日くたくたになりながら、ブログを書き、プログラムやコンテンツ編集の勉強に取り組んでいます。運動以外にストレスを発散させるなり、何らか休憩を入れるなりしなければならないようです。
確かにガンなどに罹っているはずはないのです。心はともかく、身体はいたって健康です。近年稀に見る健康状態なのです。なぜそれが言えるかというと、便です。便が快調すぎるのです。快便出まくりなのです。
「山吹の なぎなた一本 紙要らず」という川柳?があります。
調子のいい時の便は山吹色で、薙刀のように太く長くて、切れが良いので紙で拭いても便が付かないほどという昔の言い伝えがあるのです。こういう便って年に数回程度だったのですが、このところ毎日毎日がこんな状態なのです。写真に撮りたいほどです。確かに全くペーパーに付きません。毎日ブログでアップさせたいくらいです。連続薙刀カウンターとか入れたいくらいです。それではまた。