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ひとりぼっちのヒヨドリ  その3

 前のお話 ⇒ ひとりぼっちのヒヨドリ その2



ボケりんごが無くなった頃には
ヒヨドリのエサとなる草木の花が咲き始め、
広ーい畑にズラーッと植えられたキャベツやレタスもある。   

探さなくても食べ物だらけ!   

    (‐”‐#)
  だから「農家の敵」なんて言われちゃうの
 



もうすっかりヒヨドリが来なくなってから数カ月。

 
朝から
なにやらヒヨドリが騒がしい。
2羽のヒヨドリがしきりにピーッ、ピーッと鳴いているようだ。  

     ?

  そこいらじゅうヒヨドリの餌となるものがあふれている
  今ごろ 我が家の庭に用事は無かろうに?


窓から覗いてみると、
私の部屋の東側にあるコブシの木の葉の茂みから
2羽のヒヨドリが出たり入ったりしている。


  お!もしかして、巣造り? 



毎年このコブシの花が咲く4月になると、
せっかく可憐に咲き始めた花は
咲くそばからいつのまにやらヒヨドリに食べられてしまい、
おかげで綺麗に咲き揃ったことも無ければ
当然、実ができた事も無い。((+_+))


 これが【コブシの実】(なんだそうだ)
      ⇩

 こんなのまだ一度も見たこと無い 
   


  あ! なんか口にくわえてきた。     
  やっぱり巣造り?
  ワ、ワタシの目の前で子育てしてくれるの?  
      
   ヤッター ::*:(*^◯^*):*:  ワクワク
 

     ~~~~~~~~~~~~~~~~~

やがて (2週間ほどかな?)
一羽が何やら 虫をくわえて飛んできた。 

  わ!ヒナが孵ったんだ!

あいにく葉の茂みにかくれて巣の中は見えない。
「はしごかけて上から見ちゃおうか」とも思うけど   


   (ヾノ・∀・`) ダメ ダメ   

   がまん がまん    
   

   つ ・ づ ・ く

 


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