あなたは、ネガティブですか?ポジティブですか?

よくあるたとえ話で、
「コップに半分水が入っている
 状態をみて、どう思うか?」
というのが、あります。


「半分しか入っていない!」


と感じるのか、


「まだ半分も残っている!」


と感じるのか。


事実としては同じ1つの出来事
だけれども、
それをどう捉えるかは、
あなた次第、ということです。


同じ事実を捉えるのであれば、
少しでも、自分にとって
「良かった!」と感じる捉え方をする
「クセ」をつけることで、
前向きな想いで日々を過ごせる。


私自身、その「クセ」を少しずつ
取り入れるようになってから、
それまでよりも感謝の想いを
自然と抱けるようになり、
運が良い、と思えることが
多くなってきたな、
と感じています。


不動産投資、大家業含めて、
資産運用全般に興味を持たれる方が
最近特に増えているように
感じています。


その一方で、興味はあるけれど、
実際に始めることをせず、
二の足を踏まれている方が
いらっしゃるのも事実です。


なぜ、興味はあるのに、
行動ができないのでしょうか?


それは、人間の本能的なこととして、
危険を回避する思考がある、
つまり、
生存する本能にはネガティブがあるから
ではないか、と私は感じています。


様々な「不安な気持ち」が
沸き起こるから、と言い換えても
良いかもしれません。


「損したらどうしよう・・・」


「空室になったらどうしよう・・・」


「返済できなくなったらどうしよう・・・」


など、ネガティブな、不安要素を
あげていけばキリがなく、それが
どんどん気持ちの大きな部分を
占めるようになります。


そして、
ネガティブな側面から見ていると、
芋づる式に不安や恐怖の気持ちが
強まってきて、不安な気持ちの海に
おぼれてしまい、動けなくなる・・・


これが、資産運用面で、
興味はあるけれど、
行動することができない方の
パターンとして多いのではないか、
と私は感じています。


もちろん、その不安やネガティブの
海におぼれていて、どうしても
資産運用をしたくない、
という方に無理強いする想いは、
まったくありません。


例えて言えば、私が、
ジェットコースターが怖くて苦手で、
すすめられても絶対に乗りたくない、
とかたくなに拒否するのと、
ある意味、
似たような心理が働いていると
思うからです。


ただ、例えであげた私の
ジェットコースターとは異なる点として、
「興味がある」という
プラス感情はあります。


そこで、私が思うのは、
「プラス面から捉える考え方」を、
資産運用に
取り入れてみるクセを
習慣にできないかな、
ということです。


良く「小さな成功体験」の積み重ねが
必要みたいなことも言われたりしますが、
興味があるけれど行動できない方は、
そもそも体験を積む入口に
いらっしゃいません。


なので、その前段階で、
興味を行動につなげられるような、
考え方のクセを身につけるのが
良いのではないか、ということです。


「損したらどうしよう・・・」


ではなく、


「損してもいいんじゃない?」


何で?


「自分のやり方が間違っている
 ことに気が付けたから」


「自分には向いていないことに
 気が付けたから」


「空室になったらどうしよう・・・」


ではなく、


「空室になってもいいんじゃない?」


何で?


「部屋の状態を見て、改善できる
 所に気が付けるから」


「自分で工夫して、賃料をアップ
 できるかもしれないから」


この考え方のクセだけで、
もちろん、すぐに興味が行動に
つながるとまでは思っていません。


ただ、少なくとも、今まで、
マイナス面からしか捉えていなかった
資産運用に対して、
ポジティブな側面があることに、
気づいては頂けるとは思います。


前向きな気持ちを感じられることが
増えれば、不安感など心理的なハードル、
敷居が少しずつ下がり、
具体的な行動にもつながりやすくなる。


ひいては、プラス面を考えようとする
クセが習慣になることは、
今回テーマにした資産運用に限らず、
生活や仕事など、全般にも応用して
いけるのではないか、と
私は考えています。


マイナスな気持ちを
多く抱えている方よりも、
プラスな気持ちを多く
抱いている方の方が、
幸福感も高く、魅力的な人に
映ると私は考えています。


今年の4月から、教育の場でも、
金融教育が必須になりました。


私は、教育現場を直接は知らないので、
どんな内容が授業で行われているかなど
分かっていないのですが、
資産運用の方法や家計管理などのやり方、
みたいなことを伝えているのではないか、
と感じています。


もちろん、そのようないわゆる
「方法論」的なことは、
知っておく必要はあると思います。


ただ、その前に、
金融教育を学ぶことがなぜ必要か?
学ぶことが良いのは何で?という
根本が分からないと、
興味を失いかねず、せっかくの
授業内容が身につかない可能性もある
ような気がしています。


プラスな側面から物事を見る
考え方のクセ、習慣が伴ってこそ、
行動に移すことができ、
前向きな気持ちで取り組むことができる。


私はそのように考えていますが、
あなたはどう思いますか?

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