【~風邪の後遺症~喉、お腹、胃腸の不調にアロマのパワーを頂きましょう】
先週は体調不良によりブログをお休みさせて頂きました💦
8/12までのエネルギーの変化によるものだと思いますが、
久しぶりに動けない辛さや寝られない悲しさを体感して、健康のありがたみをしみじみ実感した日々でした。
皆様もどうぞおきをつけくださいね。
さて、熱も下がったのですが、
喉、鼻の不調
お腹と胃腸の不調
この2つの具合がなかなか良くならず、
処方薬や漢方薬では効果が出すぎたり、逆に飲まないと体に力が入らなかったりなかなかすっきりいきませんでした。
そんな時はアロマの力を借りましょう!
では具体的な話をする前に、、、、
「植物の力が体に良い事は何となく理解できるけれど、具体的に何がいいのかな?」と思われた事ありませんか?
植物は光合成により二酸化炭素と水から、炭水化物と酸素を生み出す以外に生理活性を持つ物質を合成していて、その化学物質を「フィトケミカル」と言います。
具体的には、ポリフェノールやタンニン、フラボノイドなど聞き馴染みのある成分などのこと。
その「フィトケミカル」は、本来植物が自分自身を守るために作られているってご存じでしたか?
フィトケミカルは
・草食動物や昆虫による食害から身を守る
・紫外線や乾燥への防御
・ウィルスや細菌感染への対応
・自分自身の傷ついたところの修復
等の役割があるといわれており、外的ストレスから自身で移動できない
「植物」の自己防衛システムとして発達されたと言われています。
そんな「弱き植物」の自分を守る智慧をメディカルハーブとして人間が利用させてもらっている、なんだかとってもありがたいですよね?
さて、後遺症対策の話でしたね、
*喉の不調*
カモミールジャーマンやリコリス(黄色いパッケージの飴が有名ですね!)フェンネル、タイム、マジョラム、バジルが喉の不調に効果が期待できます。
また、エルダーフラワーには去痰効果があるので、上記にプラスして使うと効果的。
上記ハーブはハーブティーとして蜂蜜をプラスして飲んだり、少し煮詰めたシロップを作るのも良いです。
粘性が高い方が、喉に留まり咳や炎症を和らげる効果があります。
また、バスソルトに上記精油を加え、蒸気で喉を潤してあげるのも効果的ですので是非やってみて下さい。
※ハーブは強い鎮咳効果はあまり期待できないのが実情ですので、あくまでも補完的な役割と割り切ってお使いください。酷いときは漢方薬や西洋薬に頼りましょう。
*胃の不調*
バジル、ペパーミント、レモン、マジョラムをジェルバームに4-5滴加え、胃腸の周りをマッサージする方法が効果があります。
蠕動運動を促進するペパーミント、レモンバーム、レモングラスが逆流性食道炎の再発防止に役立ちます。
また、喉の不調に効果のあるカモミールジャーマンは、粘膜保護作用が強いのでカモミールティーにして温かくして飲むことは胃の不調にも効果があります。
※但し、ペパーミントに含まれるケトン類は乳幼児、高齢者、妊娠中、授乳中の利用は注意が必要となります。
*お腹の不調*
オレンジスイート、マンダリン、マジョラム、ホーウッドを使ってのアロマバスをおススメします。
また、精神的な不安感から来るお腹の不調には、精神安定作用のある
カモミールジャーマン(万能ですよね~)、レモンバーム、パッションフラワーをプラスします。
冷房による冷えや、冷たいものの飲みすぎ、食べ過ぎには血行を促進するローズマリーが、香りでだるさも一緒に改善する効果が期待できます。
また、ヤロウ、リンデンには末梢血管拡張作用があるので、一緒に使う事でお腹だけではなく手足の冷えの改善も期待できます。
色々書いてきましたが、
柑橘系、カモミールジャーマン、ペパーミント系を揃えておくだけでも
上記不調に利用できる事が分かりますね。
是非植物の惜しげないパワーを利用して、辛い後遺症乗り切りましょう!
今日も素敵な1日をお過ごしください。