異羽(Kotoba)

ツイッターよりも丁寧に、言葉と心と世界をディグる。 基本エッセイ。気が向くと小説。 …

異羽(Kotoba)

ツイッターよりも丁寧に、言葉と心と世界をディグる。 基本エッセイ。気が向くと小説。 ツイッターは「@magnet_liker」で検索すると🧲に挟まれた怪しげな名前が出てくるよ。

マガジン

  • 今の時点の辞典の地点

     ルールはなく、ただ異羽が四字熟語辞典をマイペースに読み進めます。  毎日更新にしようと思ったけど、歪な完璧主義故にあんま気にせず気が向いた時に更新しようと思います。  つまり1日に何度も出したり1ヶ月空いたりします。  棺桶に入るまでには、読み終わりたい。

  • ヤッコの一日一筆

  • 妄想廃棄物処理場カタログ

    処理された妄想廃棄物はここでカタログとして見ることができます。 興味のある方は自由に持っていってください。

  • 存在しない男子高校生の会話

    ※これは、僕の「こんな会話を男子高校生にしてほしいなぁ」を綴っただけのものです。発言、行動、現象、その他諸々含まれる成分は全て現実とは一切関係ありません。

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  • 固定された記事

※これは、僕の「こんな会話を男子高校生にしてほしいなぁ」を綴っただけのものです。発言、行動、現象、その他諸々含まれる成分は全て現実とは一切関係ありません。 「おはよー」 「おはよ」 「20分後に役立つ耳寄り情報がある」 「聞きたい」 「一時間目自習っぽい」 「勝った〜! どこ情報?」 「カタちゃん今日から出張って職員室の前で聞いた」 「今日から? てことは明日の数学も」 「勝ち」 「これは耳寄る」 「どんぐらい寄る?」 「ほぼ鼻」 「寄ったね〜」 「課題やってきてなかったか

    • 一言

      ねえ今は 明日なんてさ 見ないでさ 駄目になろうよ 今しかないし

      • 脳が詰まる

         こんにちは、異羽です。  いや〜〜〜〜〜〜〜〜最近ね。全く僕はダメでして。  なんでダメかはわかってるんだけど、その原因に対処できる言語化ができていなくてね。  Twitterで好きなものとか良いものとかの話をしてみようと思ってもすぐガス欠になるし、なーんかイヤなニュースとか人間模様ばかり目に付くし。今の僕は非常に悪い状態なんですね。  ここではそんなズタボロな僕をどうにかするために! 僕が自ら荒療治を施せればなと思っている次第。んなこと無理なの自分でわかってんすよ。

        • おいおいおい夏すぎる

           こんにちは、異羽です。  みんな言うとるで、夏すぎるって。  みんな言うとるからわざわざ僕が言う必要もないんだけど、堪忍袋の緒がブチーッしたので怒りを表明しとく。  あのねぇ、毎日天気の様相が変わりすぎてる。  ただバカクソ暑いぐらいだったらまだいいわ。なんで毎日どっか1時間雨マークつくん? 夏を1日に凝縮しすぎですよ。  割と7月入ってずっとそんな感じだから31回分の夏をやった気持ちです。向こう31年は安定した夏でいて欲しいですね。  っていうかまだ7月!? こっからどう

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        記事

          ガソリンを撒き散らせ

           こんにちは、異羽です。  久々のブログ記事。何を書けばいいのかな。  最近は楽しい日々を重ねてます。多分、吸収と発散がいい感じに釣り合ってるんだと思う。消化不良かガス欠のどちらかでこれまでは不安定だったように思う。  機嫌はまぁずっと良いのでそれとは別箱の話。あれよ、虚無感的なところ。  今も全く無いわけではないけど、支障がない程度まで収まった感じがする。  そんぐらい今、僕の現実が、アツい!  外に出かける機会に恵まれてます。やっぱ大事なんすよ、ルーティン外の行動って

          ガソリンを撒き散らせ

          15時6分11秒~

           14時57分32秒。  昼の暑さを乗り越えてこれから涼しさを取り戻すかという時間に、僕は公園で一人、様々な家族の声に聴き入っている。  別に疲れているわけでもないし、落ち込んでいるわけでもないけど、一人では味わえない賑やかさにしかない癒しが欲しくなる時がある。  今日は特に人が多い。どうやら近くで子供向けのイベントがあったらしく、熱にあてられた子供達がここに体を動かしにきている様子。  自販機で買ったナタデココ入りのジュースはすでにぬるくなっていて、気づけば数十分ここにい

          15時6分11秒~

          楽しくて、ただそれだけで。

           上京して3年経った頃、ふとそういや実家に一度も帰ってないことを思い出した。忌避の念があったわけではなく、今思い出してびっくりする程度には今の生活が楽しすぎた。 「明日地元帰るんだけどなんか食べたいもんある?」  チャットグループの友人たちはここぞとばかりに反応してきた。 「急」 「どこだっけ実家」 「え、生まれ都内じゃないの?」 「こわ」 「そういや家族の話聞いたことねぇ」 「人から生まれた? ちゃんと」 「茎があるとこを地元って呼んでる?」 (メッセージの送信を取り消し

          楽しくて、ただそれだけで。

          『かぞくのわ』を観た。

           こんにちは、異羽です。  良い天気! こんな日は、すべての時間を自分のために使うに尽きますわ。  てなわけで観劇です!  道楽息子『かぞくのわ』! 西武池袋線富士見台駅が最寄りのアルネ543にて3/27〜31までやってます。  かねてより表情豊さんの作品には心を掻き混ぜられており、今回も例に漏れず自らぐちゃぐちゃになるため観てきました。  さて、感想ゾーンです。  ちょっとだけ、開演前の心境を以下に記しとこうと思います。  開演前です。きっとすごいものが観れる。同時に、

          『かぞくのわ』を観た。

          今の気持ちは〜〜〜〜〜????

           こんにちは!!!! 異羽です!!!!!!!  とんでもない私ごとですが誕生日を迎えまして、つい先程から27歳の僕をやらせてもらってます!!!!!!!!!  誕生日、好きなんですよ!!!!!! 一番「自分!」って感じの日なので!!!!!!!!!!!  あけましておめでとうございます!!!!!!!  今日を僕の誕生日だと知っている方は誰でも無条件にケーキを食べて大丈夫です。多分僕が誰よりもケーキを食べることになるんで!!!!!!!!!!!!!!!!  さて。歳を重ねると否

          今の気持ちは〜〜〜〜〜????

          もんにゃりぐにゃり。てけれてちゃっぱ。どっちゃらみょうん。きゅ〜めてりん。

           こんにちは、異羽です。  自我を持ってこのかた、ず〜っと願ってることがある。  上下左右前後全てがやっわらかい部屋でずももももって吸い込まれながら何も考えずに過ごしたい。  なーんか、最近考えることがいっぱいあって、これがフルーツ盛りだくさんのバスケットだったら良いのに......と思うことが多い。  ちゃんと落ち込んだりもするし、そうなると決まってあの願いが脳裏を掠めてくる。  こういう時は脳を空っぽにするために、なんか散歩だとか読書だとかするべきなんだけど、こういう時

          もんにゃりぐにゃり。てけれてちゃっぱ。どっちゃらみょうん。きゅ〜めてりん。

          【安宅正路】を考える

          【安宅正路】あんたくせいろ  仁と義をいうことば。 (豊富な用例でよくわかる 四字熟語辞典 改訂第3版より引用)  こんにちは、異羽です。  いわば仁義ですって。恥ずかしながら仁義のことをよくわかってないので調べます。  調べました。なんか道徳の根源とか、そういう意味らしく。  ムズい。ちょっと僕にはムズいけど、広く捉えて道徳のことなのであれば、仁義の伴った人間になりたいとは常々思っているよね。  極めて平和主義だなぁと自分では思っているけど、その実嫌な人に対しては「

          【安宅正路】を考える

          【暗送秋波】を考える

          【暗送秋波】あんそうしゅうは  ひそかにご機嫌取りをすること。  こっそりと秋波を送ること。また、表には出さずに陰で悪だくみを謀ること。 (豊富な用例でよくわかる 四字熟語辞典 改訂第3版より引用)  こんにちは、異羽です。  使ったことない二字熟語で構成された四字熟語。暗送も秋波も初めましてだ。  曰く暗送とは「密かに色目を送ること」、秋波とは「色目のこと」らしく、えらく耽美なお言葉ですよね。  ご機嫌取りと謀りが内包されてんの、使い所ミスるとめっちゃ誤解招きそうで怖

          【暗送秋波】を考える

          暮らしと過ごし

           こんにちは、異羽です。  あけましておめでとうございます。皆さんいかがお過ごしですか。僕は友人宅で年越しを迎え、自分の顔写真を使って作られたスイカっぽいゲームをプレイするなどしました。 「こんな大量の自分の顔を見たのは初めてですわ」  って言ったら 「俺なんか開発中これの数十倍見てんだよ」  って言われました。ごめんこれ僕の方が被害者じゃなかった? 面白かったのでいいです。  さてと、2024年になったことで気分も一新したことだし久々に文章をしたためる機会がやってきました

          暮らしと過ごし

          【安心立命】を考える

          【安心立命】あんしんりつめい  信仰によって身を天命にまかせ、心安らかにして、何事にも動じないこと。 (豊富な用例でよくわかる 四字熟語辞典 改訂第3版より引用)  こんにちは、異羽です。  お久しぶりです。バカ気軽にサボり尽くしてたこちらの企画を再開します。  ここ数年一応の社会生活を送っているわけだけど、一度たりとも「今安らかですね」と思ったことはないんだよな。何かが常に迫ってきている。  主にお金に関することだから、一発逆転は見込めない完全なる身から出た錆によるも

          【安心立命】を考える

          城は狭く、世界は広く

           ただじっとしているのは苦手だから家から出てみると、あまりの情報量に身動きが取れなくなった。  空の青さも風の冷たさも、今僕の天敵と化した。  それからというもの僕はずっと部屋の中を転々としている。隅から隅へ、たまに真ん中へ。  急に僕の中身は変容してしまった。この部屋の中でしか、もう動けない。  一日に一回鳴るインターホン。怖いから息を潜めて五分後、玄関のドアを少しだけ開けて腕だけを出して袋をサッと引き入れる。  外気に触れたこの一部は、もう僕のパーツじゃないみたいだか

          城は狭く、世界は広く

          ずっとちょっと静かな場所で

           お爺ちゃんと暮らしていた。  両親が共働きで一人っ子の僕の、よき話し相手だった。  この家は両親とお爺ちゃんと僕、四人が住んでいたけれど、でもほとんどお爺ちゃんと暮らしていた。  僕を見る前に亡くなったお婆ちゃんは、少し僕に似ているらしい。訂正。僕がお婆ちゃんに似ているらしい。話し方と、目元。  お爺ちゃんが嬉しそうにそれを言うたび、お婆ちゃんのことが好きなんだなぁ今でも、と思う。  なんか恥ずかしくてお爺ちゃんの部屋にあるお婆ちゃんの写真を僕は長らく見ていない。  お

          ずっとちょっと静かな場所で