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後先考えず〜…の「後先」ってなに?

最近のマイブームは、次はどんな記事にしようかな〜と悩むこと。
普段からなにかしら考えごとをするのが好きだ。特に、色んなアイデアが浮かぶ場所は風呂場。思考の密度が高いような気がする。

今回のお題のきっかけが生まれたのもシャワーを浴びている最中でした。

でも、お風呂場ってアイデアを思いついても書き出す場所もないし、そもそも近くに紙を置いていると湿気たり濡れるから、とりあえず一通りシャワーが済んでから髪も拭かずに身体にバスタオルだけ巻きつけて、おかーーーさーん!後先考えずの後先って何!?と濡れた髪もなおざりに、びちゃびちゃと濡れたまま、リビングで3分ほど問答を交わした。

昔の話をいくつか思い出している時に、ん?後先考えずって後が「過去」で、先が「未来」なんやんな?でも意味合い的に先(未来)を考えず、は分かるにしても後(過去)を考えずって何?これからの話をしているのに過去への懸念があるのはおかしくない?と疑問に思って調べてみると、こんな記事が出てきた。

http://mutorecords.hateblo.jp/entry/2014/01/21/155236「ご冗談でしょう、むとうさん」の『「後にも先にも」はいつのことか』という記事。(URLがうまく表示されないかもしれません)

いやあ、すごすぎる。「後」が未来で「先」を過去と定義するなんて思いもつかなかった。語例にある先日や明後日も的確だし。
しかも、実際いくつか辞書を調べてみてもどれも定義がバラバラなんよね。あと個人的には後先どちらも未来というニュアンスを持ち合わせているパターンもあるのかな?とも思った。

そして私が導いた答えはこうだ。
現在に至るまでどちらがどの軸でどういった意味にあたるか日本語学のなかでも解釈が一致していない。
または、後悔先に立たず、という諺の由来を調べるに、この場合の「先」の定義は時間軸において行われた物事の先頭という意味であるため、未来というニュアンスは含まれない。 の二択かな、と。(そういった意味で、行われた物事を指すなら過去のことと定義するのも正解なのかもしれない。 )

日本語って難しいよね。今日の考えごとはちょっと学術的かも?と思って記事にした。国語系の卒論とかで実際にありそう。

今回は、国語のミステリーに触れるということで、ミステリーフレーバーのポテチをヘッダーにしました。あれ牛肉風味強めのコンソメ味っぽくて美味しいよね。けっこう好き。

さて、下世話な話からアカデミックな内容までの振れ幅が大きかったにも関わらず、ここまで読んでくれてありがとう。
また来てね。


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