【Genii 2023.10.】"Spirit Cabinet"を復活させたMike Caveney:Genii 2023 Oct.を読んで
レビュー更新していませんね…すみません。でも本は読んでいます。ただその本が微妙すぎて、レビューすると酷評になりそうなのでアップできていないだけです(涙)
さて、最近はpodcastをちゃんと収録し公開しています。いつまで続くかはわかりません。聞いていただける方は限定的なので、今回はPodcastでも話した、Genii 10月号の感想をnoteにしました。ショート版のnoteですが、より詳細に聞きたい方はぜひPodcastをお聞きください!
Genii9月号の感想はこちらです。
Geniiの購読はこちらからどうぞ。
Spirit Cabinetとは?
Genii 10月号の巻頭特集は"Spirit Cabinet"です。Spirit Cabinetは、1900年初頭に作られた降霊術を見せるためのマジック道具で、空っぽの棚の中で霊が色々いたずらをするというものです。当時の有名マジシャンたち、Harry Kellar, Howard Thurston, Charles Carterなどが演じていたと言われています。そして、このSpirit CabinetをMike Caveneyが2011年ごろに復活させ、演じたというのが今回の特集のキッカケです。
Mike CaveneyとSpirit Cabinet
Mike Caveneyは、Charles Carterが使っていたSpirit Cabinetを所有しており、それを使ってこのマジックを一部現代的にアレンジながらも、再現しました。彼の奥さんはTina Lenartという方で、彼女もマジック界では有名ですよね。こちらの演技、ぜひご覧ください。
このSpirit Cabinetの演技を見ると、大真面目に演技されている一方、特にゴーストが飛ぶシーンでは、観客のおばちゃんが爆笑しているのが印象的です。しかし、このような超常現象を再現するマジックは、現代の観客には笑いのネタとして受け取られることが多いようです。
10月号では、このマジック演技の仕掛けの解説、簡単な歴史や苦労話が読めます。しかし、Mike Caveneyはこの演技を現代的に少しアレンジしつつ復活させたの、本当にようやるわ~と思わされますね。
その他の記事
今月号には、Magic Liveというラスベガスで開かれたコンベンションのレポートや、John Bannon先生によるGenimi Twinsの改案(何個目?)、Jim SteinmeyerによるPower of Darknessのルーティン、Kristyn Lmbertによる演技づくりのコラムなどがあります。
Kristyn Lmbertという方のコラム。初めて読んだのですが、今回は大半がアルマンド・ルセロの話でした。言葉の重要性、話し方、内容について。ここで言及されてるルセロのアンビシャスカードのルーティン "The Ascention"ってどういうものなのか気になりました。(→Twitterにて本人サイトから見られることを教えていただきました!)面白かったです。
Podcast聞いてくれたら嬉しい
より詳しいレビューについてはPodcastのエピソードを視聴ください。Spotify、Apple Podcastにて配信しています。最近は毎週火曜・金曜更新しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?