地元の推し会社はマスクマン多め
こんにちはこんばんは、愛媛県在住の漫画とプロレスとキャプテン翼好きの副業ライター、もり氏と申します。普段は本業の傍らライター活動だったり、ちょこっとラジオ配信なんかをやったりしてたり子育てスキルが低すぎるが故に奥様に叱咤激励(主に叱咤)されたりとなんだかバタバタやっている者です。
普段は1時間の帰路が滅多に降らない雪の影響と不運も重なりトータル1時間40分もかかってフラフラになりながら帰ったところ、noteで「#推したい会社」をテーマに投稿コンテストが開催されているとの噂を聞きつけました。
これはちょっと書いてみたいテーマだな、と気持ちが動いたので夜なべしてキーボードをぽちぽち叩いている次第です。そして記事の完成までに結局1週間を要しました(後日談)。
今回私が推したい会社でパッと思い浮かんだのがこちらの会社です。
そうです、愛媛プロレスです!!(どどん!!!)※ときどき叫びたくなるONE PIECE的表現で発表してしまいましたが、そうです愛媛プロレスです。
出会いはふとした瞬間だが帰り道の交差点とは限らない
かいつまんで解説すると、2016年に旗揚げされたご当地プロレス団体で「プロレスで愛媛を元気に!」をモットーに、エンターテイメントの「地産知笑」を推進する為、地域経済の活性化を目的に地元愛媛県内のショッピングモールや地域のお祭りでのリングパフォーマンスやら路上パフォーマンスなどなどで愛媛の週末をもっとも〜っと楽しくさせてくれる人達なのです(タケ⚪︎トピアノ?)
全国には大小様々120ほどのプロレス団体が存在するとまことしやかに囁かれております。私がプロレスを見始めたのは中学2年生の頃、当時2大メジャー団体の1つと言われていた新日本プロレスの武藤敬司選手に憧れていたのをきっかけに、所謂メジャー団体の試合を中心によく見ていたものです。足繁くとはいきませんが、3桁にせまるくらいは現地観戦もしている気がします。
それもあってかご当地愛媛にプロレス団体が発足したという噂は聞いていたものの、変に目が肥えていたのかなんなのか「正直そこまでのレベルではないだろうな、、」とタカを括って当初はそこまで追ってはいなかったのです(今思うといやなプロレスファンですな)。
そこから数年、あれは忘れもしない2019年(18年だったかしら?)の11月(10月だったかも)。とある地方のお祭りに愛媛プロレスがリングイベントとして2試合試合がイベントの一環として開催されることになっていました。
一体どれくらいやりおるものなのかな、どれお手並み拝見、とやや斜め上から試合開始を待っていたら、リング周辺には「鳴子」と呼ばれる応援グッズを配っている練習生らしき人の姿が。
「愛媛プロレス、ぜひ見て行って下さいね!」と素敵な笑顔で声をかけてくれたことを覚えています(その彼は今は悪役レスラーになりました)。なんだかその顔がすごく楽しそうだったんですよね。中学生の頃プロレスラーに憧れながら目を輝かせながらテレビに熱視線を送っていた自分を思い出しました。
そんなこんなしているといよいよ試合開始、初めて観た愛媛プロレスの選手はマスクの頭頂部にティッシュを挟んだ凡人パルプという名前の選手。恐らく超人ハルクのパロディと思われます。
40歳からプロレスラーを夢見て愛媛プロレスの門を叩いた1期生。人生が身体から滲み出ています。シンプルに凄い人です。いまや『SLAMDUNK』の山王工業並に尊敬しています。
そしていよいよ迎えたメインイベント(当日は全2試合でした)では愛媛プロレスのエースと呼ばれる、当時若干19歳(20歳だったかも知れない)のライジングHAYATO選手が、愛媛県西条市出身のレスラー、カーベル伊藤選手とタッグを組んで対戦相手の鬼王丸、牛神ウシオニ・キングとのタッグマッチ。
これが想像していた以上にしっかりとプロレスを展開していて新鮮な驚きがあったんですね。あぁ、この人達、本気で愛媛県という辺境の地でプロレスに取り組んでいるんだなぁと、凄く刺さったんですね。どこであろうと誰であろうと何歳からだって夢を追えるんだ、と体現してくれているかのような。
ちなみに愛媛プロレスのロゴには「誰だってヒーローなんだ」という想いが込められています。
人生というリングで闘う全員が、ヒーロー。プロレスラーだけでなく、観客の1人1人がヒーローなのだと。愛媛プロレスを通して、自分のリングで闘うお客さんにも元気を届けられるように。
夢に向かって情熱を持って挑戦し続けられる人を増やして行けるように、という思いがそんな思いがスターに込められているそうです。
ええやん、めっちゃええやん。推していきたいですやん。と思ったきっかけの1日だったのです。
そんなわけで推しポイントその①は「プロレス自体にしっかり取り組んでいるその姿勢」なのです。
ビジネスパーソンとしての誠実な想い
もしかしたら営業妨害になってしまうかも知れないのですが、私が推したいポイントその2「石鎚山太郎氏のビジネスパーソンとしての姿勢」です。
石鎚山太郎選手、試合中や路上パフォーマンス等で見せる姿はどちらかと言わずともちょっと悪い人キャラ、負けそうになったら急に手紙を読み出して卒業式的な雰囲気を醸し出したところで相手の隙をつき卑怯な手で勝とうとしたりします。それが愛媛プロレスファンにとっては日常です。
そして女性客にはめっぽう弱いなど、どっちかと言わなくてもちょっと卑怯なキャラクターなのです。
私、愛媛プロレスのビッグマッチを観戦に訪れた際には息子氏を出汁に(言い方!)愛媛プロレスの選手達に息子を抱っこしてもらいつつ写真を撮らせてもらっていることや、ライターの活動の方で定期的に山太郎様とやりとりをさせていただいていることもありイベント会場でご挨拶させてさせてもらうこともしばしば。
その時の挨拶は毎回めちゃくちゃ丁寧でビジネスパーソンとしてとても誠実な方なんだなという印象を受けてまして、本当にリングに上がっている時の山太郎さんと同一人物なのか疑ってしまうほどでした。
愛媛プロレスを支援している様々な企業との交渉や保育園や介護施設の訪問、各種イベントへの参加、合間を縫ってトレーニング、プロレス教室の開催等、お忙しい日々を送っていることは間違いないのですが、多くの支援者に信頼されている山太郎さん、今日もいい仕事をしていることでしょう。
それでいて観客の空気を把握する力も高く、トークスキルも愛媛プロレス内屈指の実力。そこに見え隠れする団体への愛。
かなり昔の話ですが、お話させていただいた時に「愛媛プロレスを安定的に雇用ができる団体にしたい」と語られていたことを思い出します。とっても紳士で真面目な方なんだと思ってます。全然違うかも知れません。
愛媛発、全国レベルへ「夢を魅せてくれる団体」
愛媛プロレスから生まれた選手達がどんどんと活躍の場を広げていることも注目ポイントその3と言えるでしょう。
まずは愛媛プロレス1期生であり、現在は老舗団体の「全日本プロレス」と「愛媛プロレス」の2団体所属のライジングHAYATO選手。
2024年には全日本プロレスの歴史あるタイトル【世界ジュニア】王者にも輝き、シングルプレーヤーとしての実力もさることながら、ある日突然ビジュアル系レスラーに華麗に転身。それまではひたむきにプロレスに打ち込む真面目な好青年という印象でしたが、ガラッとキャラが変わり自身を解放。記者会見では必ず机の上に足を組んで座っているという型破りなキャラクターに。
愛媛プロレス発のレスラーで現在最も世間的評価、認知度ともに高い選手と言えるでしょう。
更には愛媛プロレスの紅一点、現役女子大生レスラーの鶴姫花選手。
愛媛プロレスで現在唯一の女子選手。会場人気も高く、大変貴重な存在です。
年4回開催のビッグマッチでは度々名だたる女子レスラーとシングルで対戦するというハードな役回りを経験し成長を遂げている姫花選手。元々アイドル活動をしていたこともあってか舞台度胸満点。物おじしないメンタルも最高です。
そんな姫花選手、2025年1月17日には女子プロレス最高峰の団体「スターダム」愛媛大会に特別参戦が決定!
選ばれた選手しか上がれないスターダムのリングに手が届いたことも素晴らしいですし、これから更に注目度が上がっていくことにも期待ですね。愛媛プロレス以外にも様々な地方団体にも呼ばれて試合を行っていることも凄いことだな、と。これからの益々の活躍を祈念しております(披露宴の挨拶みたいな締めになってしまった)。
千の顔ではなく千のタオルを持つ男
愛媛プロレスのモットーとして子供達がみて楽しめる団体(そのため流血は基本NG、たまーに出ちゃう時もあるけどね)。中でも子供達から大人気のヒーローがイマバリタオル・マスカラス選手です。
細身の身体で、華麗な空中殺法とガッツを併せ持つ、近年の愛媛プロレスの成長株です。
他団体でベルトの戴冠したり、愛媛プロレスのタッグベルト「四国統一タッグ」の王者でもあります(2025年1月現在)。なんとタッグパートナーはアジャ・コング選手。それはそれで凄い世界観です。
誰だって、ヒーローになれるんだということを体現してくれているイマバリタオル・マスカラス選手。2024年11月には人生2度目のドラゴンゲートというプロレス団体のリングにも参戦し、活躍の幅を広げています。
プロレスの持つエネルギーを肌で感じて、みて、聞いて
愛媛から、全国へ。そして愛媛に居ながらにして全国と渡り合える希望を見せてくれる、そんな夢のある会社が愛媛プロレスなのです。
元々全くプロレスの経験がなかった選手達が努力して地産地消のエンタメを発信している姿。勝ち負けを超えてお客様に伝えわってくるものがプロレスにはあります。なんだかジーンと来るんですよね。
ちなみに愛媛プロレスの運営会社は「魅せるぜえひめ愛」。社長は石鎚山太郎選手です。
2025年は旗揚げから10年を迎える年。もっともっと面白い景色を魅せてくれることを期待してます。
自分も微力ですが、少しでも知名度アップに貢献できればと思ってますのでせっせと記事を書いてます。
今年はどこかの媒体で愛媛プロレス所属選手のインタビュー連載的なことをぶち上げたいですね。
良い記事が書ける気がしてます。
と、言うことで私の「#推したい会社」でした。
想像していたよりも長くなってしまいましたがご拝読ありがとうございました!筋肉の伝道師、石鎚山太郎さんのベンチプレス動画でお別れです。