福本伸行先生の世界ざわ・・・ ざわ・・・
元々漫画が大好きな私です。
福本信行先生の作品もほぼ全種類所有しております。😅
「ジョジョの奇妙な冒険」をnoteに書いた時もそうだったのですが私は「ゴゴゴ」「ドドド」「ざわざわ」などの擬音表現が大好きです。
福本伸行先生はご自身のどの作品にもこの「ざわざわ」表現を使われますが心理描写としては秀逸だと思います。
人と人との駆け引きや極限状態に置かれた心理描写が絶妙、とても興味深い作品ばかりなのですが2作品にスポットを当てたいと思います。
アカギ − 闇に降り立った天才
麻雀漫画ですので麻雀に興味の無い方は全くご存知無いと思います。
私自身、若い頃はよく徹夜麻雀等々していましたよ。😅💦 🀄
非常にクレバーで冷徹な主人公赤木しげる。自分の命が全く惜しく無いので非常に無茶な事を平気でしたり同様に相手に対し無茶な要求をします。
その様な中... 麻雀対戦相手に拳銃を咥えさせられ所謂ロシアンルーレットをさせれますが…アカギは…
と言って自ら引き金を引いていました。
勿論漫画の中の話ですし、最初に読んだ時は「何だろう…飛んじゃってる奴だな」位にしか思いませんでした。
…がしかし、歳を重ね、SNSを始めて、私のTwitter投稿でポージングしたガンプラを色々な方に見て頂くには、
「普通」では駄目なのだと… 可能性に挑戦しなければ…
どう表現出来る? 何が足りない?
それは未発見の自分の感性や感覚。
①「普通」ならば「普通」のポージングに.…
②「鬼気迫る」ならば「鬼気迫る」ポージングに…
③「狂気の沙汰」ならば「狂気の沙汰」なポージングに…
③はあくまで誇大で拡大解釈なのですが。
「狂気の沙汰ほど面白い」アカギのこのセリフが朧気ならがにも分かってきました。
賭博堕天録カイジ
カイジも基本ギャンブル漫画です。内容はご存知無くとも名前だけならご存知の方も多いと思います。
藤原竜也さん主演で実写映画化もされました。
上京した伊藤カイジ。怠惰な生活を送っていましたが安易な考えから知人の借金の保証人となり、知らない内に金利がかさみ普通に働いただけでは返せない様な大きな借金を背負う破目に…
借金返済の為、図らずも命懸けのギャンブルに挑戦する事になります。
生来からある才能も開花してか、道中もがき苦しみながらも相手の心理状態をも鑑みながら快進撃します。
「勝ち」への狡猾なロジスティクスを構築し、遂行。
99%負けの状況に陥っても、決して諦めない「勝ち」への貪欲な拘り。
しかし、最後の最後に相手のイカサマを見抜けず「勝つ事」を祈ってしまったのです。
所謂神頼みです。
これにより、手痛い大敗を喫してしまいました。
「人事を尽くして天命を待つ」という諺がありますが…
何かに祈るのは、考えられるあらゆる全ての手を出し尽くし、最後の最後にする事なのだろうと考えさせられます。
本当に全ての事を成し終えたのか?
カイジのセリフはページをとめて考えさせられる事が多いのです。
仕事上、難しい局面や逃げたくなる様な場面に出逢う場合もあります。
そのような中でも…
結局は自分。判断、結論を出すもの自分。
打ちのめされたあとでも私は…
もう一度己を見つめ直し…
そして.…
このモチベーションに持っていける様に努力しています。
一度は挫けたとしても… 何としても目標、目的は完遂したい。
もっと色んな事を見て、聞いて、体験して、感じて、綺麗な事ばかり見ない、言わないでは無く清濁併せ持つ人間になりたいのです。