魔法の対価として子供たちから貰った「うまい棒」の価値は10円なのか?
子供達から差し出された「うまい棒」
先日とあるパーティで魔法を見せた子供たちから、
「魔法楽しかったから、これあげる!!」
と次々に「うまい棒」を頂きました✨
魔法の対価として何かを返したいと思い、手元にあった「うまい棒」をくれたようです。めちゃくちゃ嬉しい🤗
ぼくにとって
めちゃくちゃ嬉しい🤗
それだけが真実なのでいちいち分析する必要はないのですが、あらゆることを分析してみたくなる性質も同時に持ち合わせているので、ちょっとだけ考えてみたいと思います。
「この『うまい棒』の価値はどれくらいなのだろうか?」
うまい棒の「価格」と「価値」
「うまい棒」の『価格』は10円です。
じゃあ『昨夜のうまい棒の価値』は、1本あたり10円分の価値だったのでしょうか?
クライアントから出演料として70円の報酬をいただくのと、同じ価値なのでしょうか?
もちろん、そんなわけないですよね。
「うまい棒」はお金に換算したら間違いなく1本10円という『価格』なんですが、新年パーティというシチュエーションの中で子供たちが自らの意思で差し出した『うまい棒の価値』はまた違うところにあるのではないでしょうか。
こどもたちがパーティに参加していたら、突然主催者がお菓子を配ってくれて
え?ウソ!?
超ラッキー!&ハッピー!
今すぐにでも食べたいな〜(≧∇≦)ノ
そういうシチュエーションの中で、いま貰ったばかりの「うまい棒」を誰かに差し出すということは、子供にとってはものすごいエネルギーの放出のはずです。
また、受け取り手である僕がどれくらい嬉しかったかという主観によっても『価値』は変動します。僕にとっては、普段「お金」で支払われる対価より、子供たちが自発的に差し出してくれた対価の方が相対的に嬉しく感じました。
価値とは相対的かつ流動的なもの
もちろんこの日は仕事としてギャランティもいただいていたのですが、それとは関係なく子供たちが自ら価値を返そうとしてくれたことがとても嬉しかったのです✨
誰かから指示されたわけでもないのに自然発生的に起こったその予期せぬ行動こそ、子供達の本当の気持ちの現れだからです。
『お金』というツールは、誰でも共通の物差しとして使える便利なものですが、本来『価値』とは相対的且つその時々の状況にも左右される極めて流動的なものです。
ぼくは、カチッと決まった『お金』のような価値よりも、気持ち次第で変化する『相対的な価値』を交換するからこそ、一回一回の価値交換の中に本気で相手への気持ちや敬意が込められると思っています。
お金を介さずに価値を交換するって、どんな感じ?
これまでにも仕事以外のライフワークとして『魔法通貨』や『魔法紀行』、魔法を通して出会った多くの方々を繋ぐサロン『E KU DA』など、お金ではない『喜び(ハッピー度)』という価値を中心に据えた活動をたくさん続けてきましたが、
年月が経てば経つほど、その思いは確信に変わってきました。
特にお金を介さずに直接価値を交換する『魔法通貨』の試みでは顕著にそれを感じます。
お金を介さずに価値を交換できたらいったいどんな感じなんだろう?
そんなシンプルな思いから始めたプロジェウト。
『魔法通貨』の取り組みは今後も少しずつレポートしていきますので、読んでいただけると嬉しいです✨
魔法通貨についてはこちら ↓
最後までお読みいただきありがとうございました!
本日も魔法に満ちた1日をお過ごしください✋✨
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