人の目呪縛から抜け出したい!第2歩目
「人の目」って気にしだしたらキリがないですよね。
それを知ってても止められないんですよねぇ。
そんな気持ちを持ってる私がどうやって緩めていったかのお話。
今回のお話は最後には「私って愛されてるんだ」と思える流れになって
います。
書籍:見た目が気になる症候群との出会い
私は自己啓発本を読みあさる中で、精神科医の水島広子さんが書かれた
「見た目が気になる症候群」という本をみつけました。
題名をみた時に「見た目を気にするのは症候群なのか!?」とプチ衝撃でした。その中で書かれていたこと、「見た目」が気になる人は想像上の他人ばかりを考え、リアルな人間関係が乏しい。という見出しを読んで、
「げーーー私のことだ」となったんです。
この想像上の他人というのは、
私が太っていて一緒に歩く人が細い人だったら、
「デブの私の子とは嫌いだろうな」と私の行動が、相手に嫌な思いをさせてしまう。と勝手に想像します。
想像する上に、今まで他人からの意見で嫌な思いをした出来事をプラスして
「他人は私に評価を下す人」という認識を持ってしまいます。
そうなると、いつどんな状況で自分が評価され傷ついていまうんじゃないかという不安ばっかりに意識が向きます。
そんな状態で人と深いコミュニケーションができるかというと、
それは難しいですよね。
じゃあ、今の私のままで全く心を開かず、常に不安な状態で人付き合いをしてきたかというと、そうでもないことに気づきます。
それがわかるとちょっとほっとしますよね。
私は大学受験が失敗に終わった、高校3年の冬から「勉強して知識をつけて論理的に考え発言できなければ、生きてる意味がない」と必要以上に追い込んでいたし、「すごい!」と評価されたい。という一心で心はガチガチに固まっていました。
そんな思いをずっと持ち続けながら社会人生活を過ごします。
最初は勉強に使える金額は少なかったけど、その金額は少しずつ増えていきました。
勉強ばかりに走る日々
背伸びをしてビジネススクールに入って、今まで勉強したことのない言葉や分野に触れつつ、色んな勉強をしました。
その中で病院で働いていた時の上司が「最近考えることが一歩先を見ているね」と言ってくれたことがあったんです。
その時は「またまたお世辞かな」と半信半疑の気持ちで、具体的に褒められていないから、それほどでもないのかも。と思って「まだ足りない」と勉強ばかりしていました。
私の中で「すごい」=最高の評価だと思いこんで、なかなか上司が伝えてくれることが受け入れられていない状況でした。
日々患者さんとの関係や職場の人との関係で、色んなことが出来事が起こります。そこから、自分が感じたこと・どう考えたのか。というのを少しずつ話せるようになっていきました。
そうすると、上司の考えていることもわかり、今後どのようになっていきたいかという方向性も見えてきました。
お互いに自分の思いや考えていることを伝える頻度が上がってきて「そうか!頑張れるな~」と会話の中で思える話ができると、自然に「今まで自分が勉強してきた」という事実を私自身が認められるようになっていることに気づきました。
場所を選ぶことも重要
自分が考えていることや思いを口にするのは、結構な勇気がいります。
ここで勘違いしていまいがちなので、誰にでも話さなきゃって思っちゃうことがあるんですよね。
でも実際はそうではなくて、安心安全の場でお話ができる。
そんな関係性のところで大丈夫。ということも知りました。
これからも少しずつハードルを下げつつ、色んなことに挑戦していきたいと思います。