SNSデトックスを始めて、他人とか情報とかどうでもよくなってきた
いま、人生3度目のSNSデトックスに挑戦中です。
SNSを始める前の自分に戻りたい
学生の頃にTwitter(Xになっちゃった)を始めてから、もう10年以上になります。InstagramやTikTokに興味は移ったけれど、毎日何らかのSNSは絶対チェックしている10数年でした。
大手垢とか見る必要ない!
SNSの主な使い道は推し活。毎日、推したちの情報をチェックしています。ドラマや映画の出演が決まったり、雑誌、インスタライブの予定など、嬉しいお知らせに心躍らせる一方、ネガティブにもなる。元凶の一つはおすすめで流れてくる大手垢(いちファンだけど、フォロワーの多い一般人のアカウント)の存在。公式では流れてこない情報もあってちょくちょく見るけど、推しへの心ない投稿をする大手垢に不快な思いをするのは避けられません。「じゃあ、見なきゃいいのに」って思いますよね。おっしゃる通りですができないんです。これが中毒性ってやつなんだろうな。
10年以上、SNSの変容を見てきて得た答え
10年以上やって気づいたのは、SNSが当初より変容し過ぎてしまったこと。いま、SNSで人と交流はできないということ。昔は相互フォローで友達になった人もいたけど、現実世界より大切にしたいかというとそうではないし、結局趣味が変われば疎遠になります。一時期、頑張ってフォロワーを増やそうと数百人になったこともありますが、その中で私の活動に関心を持っている人なんてわずかでした。その上、わざわざ流れてくる不快な情報を見てしまうし、ネガティブにもなるし、ぼーっと見て時間は溶かす。推し活以外では人生を豊かにすることはないなって感じます。
SNSを始める前の自分に戻りたい。
こう思うようになりました。本来の豊かさはSNS以前にあったような気がしてしまうくらい疲弊していたんだと思います。
時間の使い方の変化
思い立ったら即行動。スマホから全てのSNSを削除しました(LINEは家族との連絡のため維持しています)。削除して一週間もたっていないけど、いろいろ変化が出てきました。
小説や漫画が読める
SNSをやめると、隙間時間がおのずと増えます。その空いた時間で、小説や漫画をよく読むようになりました。積読に悩んでいたけれど、これで積読を解消する道ができたのかもしれません。
自省タイムを作れる
明日がくるのが嫌で(マジで仕事行きたくなくて)、ついTikTokを見たりXのタイムラインをスクロールして時間を潰していた寝る前の過ごし方。そのままダラダラ寝て、絶望の朝がやってくる、みたいな。
SNSをなくして、夜に自省タイムができました。今日できたこと、今自分が抱えてる課題、明日やることリストなどを作って過ごすようにしています。朝は相変わらず苦手だけど、ここ最近で一番自分と向き合えている感じがします。
他人とか情報とかマジでどうでもいい
自分と向き合うことの楽しさを知ってしまい、あまり他人の情報を必要としなくなりました。湧き出てくる自分の情報で精一杯なのです。
99.999999%の情報はゴミ
SNSで流れているほとんどの情報が日常生活で必要なかったことに気づけました。実際私は普通に仕事に行って、趣味を楽しみ、寝ています。トレンドを知らないからといって、支障は今のところ感じていません。
SNS以外の情報収集
推し活はどうする?という問題も今のところは、事務所の公式ホームページをチェックしたり、ファンクラブのお知らせメールでメディア露出の情報は手に入れられています。ただ、インスタライブが見えないことがネックです。
SNSの付き合い方が変わる
まだまだ始めて一週間でこれだけ変われるSNSデトックス。問題はこの先に出てくるかもしれないし、飽きっぽい私なのでSNSを再開するかもしれません。が、たとえデトックスに挫折したとしても、SNSとの付き合い方が変わっているのは確実だと言えます。他人とか、情報とか、知ったところで何にもなっていない虚空を見つめていたと気づいた今、元のSNS中毒に戻ることが怖いと感じているくらいですから。