京都鞍馬山レポ番外編~「思いつき」はハウマッチ?~
思いつきだけで旅した二日間の旅のしおり
今回の京都・鞍馬山ツアーは、普段、引きこもりで
運動不足な私が
「このままではお尻に根が生える!」と、
急に思いついたものだった。
なので、ツアーの行動テーマは
『思いつきを拒まない』だった。
最初は、お昼頃に着いたら往復3時間圏内で、
行ったことのない場所へ行ってみようと思っていた。
しかし、このお昼に到着する特急が、
現在運行休止中・・・
ということが、出発当日朝の検索により判明。
しかも往復料金割引がなくなっていた。
この世の中の状況を鑑みれば致し方なし。
行き当たりばったりというのは
こういったハプニングも受け入られるキャパが必要。
ということで、京都駅到着は16時となった。
とりあえず、ホテルにチェックイン。
思いついてすぐ、予約したのが10日前だったが
ビジネスダブルベッドルーム/シングルで税込5,000円
時期的に良いタイミングだったのか、かなりコスパ良し。
チェックインを済ませると
京都訪問時にはすっかりホームベースとなった東本願寺へ。
ホテルから東本願寺まで徒歩5分。
目と鼻の先。素晴らしい♪
本願寺で30分ほどボーっとしていたら一気にお腹が空いてきた。
どうした?ってくらいいきなり空いた。
静かなお堂に自分のお腹の音が響きそうだ。
Hey! siri 至急!
「京都駅周辺 安い 美味い 居酒屋 晩ごはん、おススメどこ?」
本願寺より徒歩5分くらいの位置だった。
(ホテルからも徒歩3分ほど)
近くて便利♪
明日に備え、早めの夕食を取ることにして本願寺を出る。
その途中、
なぜか目に留まってしまったリラクゼーションルームの看板。
店の入り口横にリーフレットが置かれていて、
開いて見ると「オイルマッサージ50分:6,800円(税込)」と。
京都駅前にしては良心的というか、一般的な相場価格。
やってもらおうかな?
リーフレットにある電話番号を店の入り口に立ったまま
かけてみると、希望の時間がさっくり取れてしまった。
いやいや、これはやって頂くしかないじゃないの。
「じゃ、よろしくお願いします。」と予約して、
居酒屋さんへ急ぐ。
とにかくお腹が空いていた。
店で頼んだメニューは
今日のお造り盛り合わせほか、
京都らしさってとこで、
そろそろ旬の万願寺とうがらし(焼き)や、加茂なす田楽
全8品、一人当たり料金:5,175円 (注)ビール飲みすぎ。
siriさんはなかなかイイ線ついてくる。
もずく酢は太くて食感がよく、まろやかで絶妙な酢加減。
万願寺とうがらしはカリッ&とろ~りだし、
とがってないお醤油がこれまたおいしい。
締めにおススメされた鯛茶漬けは
過去最高!と、言っていい。
魚の卸問屋さんのお店だったようで、
お刺身のクオリティは日本海育ちの私も唸る(笑)
お陰でビールが進んでしまうのが悩ましいところだ。
明日に備える気は・・・忘れていた。
お腹も満たされ、ほどよく予約時間になり、
リラクゼーションルームへいそいそ向かう。
外国(アジア系)の方がやっているお店で
スタッフもみんなカタコトだったが、
ホスピタリティ溢れる方たちだった。
イタ気持ちよさの加減最高。
腕前も文句なし。
お腹も体も、そして
ココロも満タンに♪
こんなにありがたくていいのか問題の
鞍馬山前夜だった。
翌朝、ホテル一階のSeattle's best coffeeで朝食。
アイスコーヒーとホットドッグのモーニングセットを購入。450円(税込)
え?安い⁉
しかも、アイスコーヒーは水出しがチョイス出来る。
アイスコーヒーは水出しだね~♪
まろやかな苦みと香ばしさ。
朝からこの料金で、おいしいコーヒーと
サックリふんわり花丸バゲット食べられて
これ以上に何を望むのか。
と、ホットドッグをほおばる。
なんだかすべてに恵まれているなあ・・・
ホットドッグのレタスをパリッと嚙みきりながら思う。
列車の運行休止のチェックミスは
この流れに乗るためのものだったということにして
自分の詰めの甘ささえ加点評価ということに。
8時半、ホテルをチェックアウト。
京都駅構内で大きい荷物をコインロッカーへ。
約6時間半ほど利用したが、二人分で400円(追加料金なし)。
荷物を預けるとすぐ前にタクシー乗り場。
前夜、あんなに満タンにしまくったのに
ふらふらと吸い寄せられてしまう。
「おはようございます、どうぞ~♪」
都タクシーのドライバーさんの穏やかな笑声に勝てず
アラ還の弱き子羊、タクシー移動を即決。(弱いが子ではない)
京都駅前から鞍馬山入り口まで
所要時間40分程度で到着。料金5,250円(これも折半)。
更に入り口である仁王門を過ぎてすぐの
『ケーブルカー乗り場』の矢印に
またふらふらと吸い寄せられ乗車。
貴船神社参拝を終え、
貴船口駅より
お勧め頂いていた叡山電車を利用するも
疲れなのか、浄化作用なのか、
うとうとしているうち、いつの間にか終点。
沿線の景色は途中から見逃してしまったが、
代わりにコメダ珈琲のシロノワールが全部食べられそうだという
幻想(夢?)を見ていた。
京都駅には駅構内3階にある「英國屋」で
大好きなミックスジュースを頂く時間を残す余裕の到着。
楽しい時間をありがとう京都♡
しっかり歩くという正しいエネルギー消費により
喉を滑るミックスジュースの味も極上。
正しいといえば、もうひとつ、
帰宅後、二日間はふくらはぎのピンポイント筋肉痛により、
アキレス腱を収縮させる歩行が困難となるも
それ以外は疲労感もまったくなく、快調。
しかも、
年齢経過とともに筋肉痛は
一日置いて起きるのが常であったのに
早い段階で
ふくらはぎの筋肉痛は始まっていた。
これは前夜のオイルマッサージによる効果ではないかと
思われる。
「オネエサン、スゴク、足ムクンデルヨ」
と、マッサージをしてくれたスタッフが
ふくらはぎは特に念入りにやってくれていたのだ。
その効能で早い反応が見られたのかも?
≪経費その他・まとめ≫
交通費、宿泊費、食費4食プラスお茶代
愛山費など諸経費、その他ワクワク料
締めて
約43,000円(税込)・・・と、ちょい。
旅行など年に1~2度するかしないかの
出不精者の私に
この金額の価値を評価することは難しい。
が、「思いつきを拒まない」ツアーは
すべて満たされた流れだったことは確か。
なので、、、
『帰りの列車時刻一時間前には京都駅に戻りたい由、
時間配分の見当がつかなかった故、
加えて、山を丸ごと歩ける筋力保持者でないことから
タクシー・ケーブルカー利用によるショートカットは
致し方ない判断』
ということで
経費のご承認よろしくお願い致します!
なんちゃって。