見出し画像

出かけてきたよ⑦(長崎)

(この夏の思い出をゆっくり綴っています)
平和公園エリアから、路面電車に乗る。
次は中華街に行くつもりが、なぜか眼鏡橋に到着。

どこかで、乗り間違えをしたかな。
でも、ちょうどよかった。
今回は中華街から少し外れたところにある観光スポット、
「眼鏡橋」を割愛することにしていたけど、見に行けたのだもの。

「眼鏡橋、どこ?」
とたずねる家族に、前方の橋を指さす。
で、どこに眼鏡あるの??と、なおもたずねられる。
川面に映った影が二つの縁を描いているから「眼鏡」橋なんだよというと、
「ああ、川面も見ればいいのね、すごーい。」と感心していた。
確かに。橋だけ見てると、わからないよね。

眼鏡橋周辺の川辺でハートの形の石を見つけることができることを
Googleに教えてもらい、ハート石探しを開始。
このハート石は、長崎で水害が起こった後の改修工事の際、
遊び心で入れたものらしい。粋だなあ。
私達が探していると、付近にいた中華系観光客が
気になる様子でうかがってきた。
「あのね、ハート石があるんだって。」と伝えて、一緒に捜索。
ついに1つ見つけて、写真撮影会。
すると、川辺の上にいた韓国系観光客が、私達をのぞきこんでいた。
「ここに、ハート石があるよ。」と教えると、
「オモッ、ほんとに!?」と、駆け降りてきた。

長崎訪問は二回目。最初は、修学旅行で。
再訪するまでずいぶん経ったもんだ。
そういえば、「グループ行動」もしたっけ。

突然、思い出した。
平和公園からこの眼鏡橋まで、グループの同級生と来たことがある。
そして、眼鏡橋付近の小さいお店で、長崎ちゃんぽんをいただいた。
そのお店は、店主と思われるおじさん一人で切り盛りしていた。
数席ほどのカウンター席くらいしか無い、小さなお店だったが、
店主と客の距離が近くて、楽しかった。
関西弁バリバリのかしましい女子中学生グループを相手に、
店主さんは長崎の色々なことを教えてくれた。

お店の名前は・・・残念ながら、憶えていない。
今も残っているのかもしれないな、と思い付き、Googleに聞く。
すると、何件かちゃんぽん屋さんがあることがわかった。
今も営業しているそのお店のどれかだと、いいな。
この地にゆかりのある、坂本龍馬のラテアートを見ながら
そうつぶやいた。

いいなと思ったら応援しよう!

magenta-hikari
ありがとうございます! あなた様からのお気持ちに、とても嬉しいです。 いただきました厚意は、教育機関、医療機関、動物シェルターなどの 運営資金へ寄付することで、活かしたいと思います。