the world
助けてあげるよ
きみが困ったらいつでも
どうしてって?
そのために生まれたからさ
この声になったのは
きみの名前を呼ぶため
この腕になったのは
きみをしっかり守るため
重いかい?この想いは
だけど切ないほど真実
好きだよって言うと
さあっと紅く染まる頬
この世界で一番好きな色
他の誰にも見せないで
きみが優しい言葉をくれなくても
ぼくを後回しにしたとしても
愛することをやめられないよ
見返りはいらない
きみを好きな自分が好きだから
柔らかな陽射しの中で
白いワンピースのきみが笑って
もっと向こうへ行こうよと誘う
いいよ 行こうか
きみの行きたい場所が
僕がいるべき場所だから
特にドラマは起こらない
時はさらさら流れて
ぼくらはゆっくり大人になるんだ
多分人生は
この先からが辛いのだろう
涙して嘆いて
投げ出したくもなるのだろう
そんな時に一番に
思い出されるぼくでありたい
そのために頑張るすべてが
尊くて大切で
神聖な気分になるよ
誰かを愛することに
勝る想いはありはしない
愛してるかもと
照れながらつぶやくきみ
ぼくはぼくで良かったと
胸の奥がじんわり濡れる
負けないし 諦めないよ
きみを愛することに
一筋も迷いはない
愛してる
愛してる
きみを
この世界を
ぼくは全力で愛し続ける
ありがとう
生まれた意味を教えてくれて
今日も 明日も
きみの隣にいるぼくは
幸せなんだと思い知るんだ
季節の風を感じ
きらきら輝く未来を見つめて
さあ また
歩き始めよう
ERICA