断ち切られた絆から 涙のような血が溢れてる 痛みに耐えて立ちすくむ それでも流れる時は薬か ひととして一人生まれ いくつかの奇跡の中で 生まれる縁もあれば 枯れていく…
きみと手をつなぎ みどりの香る丘に登って 果てなく広がる宙(そら)を見ている そびえ立つビル群も ささやかな誰かと誰かの住まいも 平等に包まれて時を刻む めぐる時代を…
嫌いにならないで ほんとの気持ち 見せても もっとおとなで もっと素敵な そんな女性になりたいのに 貴方と過ごす時間は 甘くて 優しくて 何にも変えがたく 大切 何で…
きみとふたり 肩を寄せあって 夜は静かで 吐息が聞こえそうで もう十分に 満たされていると思うのに それでもなお 愛しさがこみ上げてくる 愛はどこから生まれるのだろう…
どうしてなんだろうね 朝、目覚めのとき まだきみの恋人でいるような 幸せな気分に包まれるんだ 毎日のように 一瞬ののちに理解する あの日々は去ってしまったんだと そし…
きみは不思議な人だね 助けて欲しいと思っていると 電話をくれたり 突然会いに来てくれたり 声もなく呼んでいたのに どうしてわかったんだろう きみは控えめに 「会いたく…
コートの襟を合わせる仕草が好きで 風が冷たくなって 冬が近づくのが楽しみ あなたと過ごす 何度目かの冬 左腕に寄り添って カシミアの柔らかさと 貴方のぬくもりを感じて…
perfect perfect girl for me きみは最高だよ いつもそう言ってるのに かたくなに信じないで 自分を傷つけるきみが 健気で愛しすぎる 気に入らないと言っていた 鼻先…
何が別にどうだってわけでも だからそれが何だってわけでも ない、ない、ないのにどうして こんなに胸が爛れるの 軽い劣等感 それよりもっと ひざを折った感じ 苦しくて…
貴方がピアノを弾いている どこか懐かしい 柔らかな旋律 この上なく素晴らしいと思うのに 明日になればまた 違う煌めきを見せるのだろう 想像の域を軽々と超えて 少し落…
大切にしたい 貴方のことも わたしのことも この空は風が強くて 飛び続けるのは大変だけど 大切にしてね 貴方のことも わたしのことも 繋いだこの手が離れてしまって…
凍った薔薇の中で ひざを抱えて目を閉じる 素敵なひとだったのに どこか合わなくて 別れを告げた 誰も見ないで 今のわたしを どの花より早く 凍りついて 拒絶したまま…
おはよう 冴えない顔してるね じゃあ決めようか 「今日を生きる」と 当たり前のことと つまらなそうにため息をつくきみ まあいいだろう? 今日一日、全力で生きてみ…
きみの心が泣いているなら そばにいるよ 今日も明日も 何もないぼくだけど そのかわり 嘘もない きみの瞳が凪いでいるなら 目を閉じるよ 寄り添ったまま 果てしない闇…
貴方を想うとき こころに虹がかかる それは輝く五線譜になって 未来へのメロディ 紡ぎ出す 貴方が歌うとき 虹から雫がしたたって 音符に変わる 時に強く 時に優しく 奏…
ため息をつくと 幸せが逃げてしまうと人は言う 彼のことで 胸が張り裂けそうになっている ため息で 積もった想いを吐き出さなくては 心が破裂してしまう あの人はやめろ…
ERICA
2022年5月15日 10:08
断ち切られた絆から涙のような血が溢れてる痛みに耐えて立ちすくむそれでも流れる時は薬かひととして一人生まれいくつかの奇跡の中で生まれる縁もあれば枯れていく縁もあるうつむいても地球は回り 景色は変わる同じ風は吹かない同じ時もやってはこないあさはかな期待は猛毒になる生命を少し手放す感覚大地にしっかり根付いて生きること誰もができる訳では無いちょっと空の色がきれいなら
2022年3月11日 21:31
きみと手をつなぎみどりの香る丘に登って果てなく広がる宙(そら)を見ているそびえ立つビル群もささやかな誰かと誰かの住まいも平等に包まれて時を刻むめぐる時代を見下ろしぼくやきみにつながる人々のして来たことを どう思うだろうこの宙は間違いがあった無関心があった愛があって涙もあった雨になり 虹になり雲を浮かべて宙はずっとあるけれどぼくらは猶予された死刑囚のように
2022年2月23日 18:31
嫌いにならないでほんとの気持ち 見せてももっとおとなでもっと素敵なそんな女性になりたいのに貴方と過ごす時間は甘くて 優しくて何にも変えがたく大切何でも知りたくて聞いてばかりのわたしどんな表情も見たくてじっと見つめてしまう貴方は吹き出して「どこへも行かないよ」と笑うけど「永遠」って 手に入れにくいんでしょう人生のまだまだ途中で貴方に出会ってしまった最高の幸せ
2022年2月19日 00:02
きみとふたり肩を寄せあって夜は静かで吐息が聞こえそうでもう十分に満たされていると思うのにそれでもなお愛しさがこみ上げてくる愛はどこから生まれるのだろうこの尽きない想いはどこから溢れだすのだろう深い森の泉のように絶え間なく手を握ると壊れそうに細い指がぼくの手の中で優しく息づいているずっとそばにいてねため息のような儚い約束泣けるほどに愛していることを認
2022年2月12日 21:27
どうしてなんだろうね朝、目覚めのときまだきみの恋人でいるような幸せな気分に包まれるんだ毎日のように一瞬ののちに理解するあの日々は去ってしまったんだとそして髪をめちゃくちゃにするんだきみがその手で撫ぜてくれた髪をいくつかの恋はしたよでもどれも簡単に弾けて消えたわかってるんだきみに似た声きみに似た仕草探してしまってる 今でも きみを白い壁の飾り気のない一人の部屋
2022年2月9日 15:29
きみは不思議な人だね助けて欲しいと思っていると電話をくれたり突然会いに来てくれたり声もなく呼んでいたのにどうしてわかったんだろうきみは控えめに「会いたくなって」と言うだけぼくのために、とは言わないきみが優しくて泣けてくるんだ混沌とした世界取り残されそうで 不安になるとぎゅっと手を握ってくれるきみはぼくをこの世界に繋ぎ止める鎖アクセサリーのように細くて華奢なのに
2022年2月2日 15:07
コートの襟を合わせる仕草が好きで風が冷たくなって冬が近づくのが楽しみあなたと過ごす何度目かの冬左腕に寄り添ってカシミアの柔らかさと貴方のぬくもりを感じてるただそれだけでこんな喜びは他にないと泣けてきてしまうわたしを笑わせようとおどけた表情をしてみせたり瞳の色が好きだと不意に顔を寄せてきたりふたりして風邪をひいて旅行に行けないねとしょんぼりしたりどの瞬間の貴
2022年2月2日 14:39
perfectperfect girl for meきみは最高だよいつもそう言ってるのにかたくなに信じないで自分を傷つけるきみが健気で愛しすぎる気に入らないと言っていた鼻先をぼくがツンとつつくそんな時どれ程きみを可愛いと思っているかわかって欲しいよファッションショーを見てため息背が高くなりたくて頑張ってはいてるハイヒールはきこなせるまでにどんなに努力しただろう
2022年1月31日 20:04
何が別にどうだってわけでもだからそれが何だってわけでもない、ない、ないのにどうしてこんなに胸が爛れるの軽い劣等感 それよりもっとひざを折った感じ苦しくて 半開きの口に潜り込む苦い砂だって比べてなんてない 私は私しっかり生きてるはずなんですそれなりの個性 能力もまあまあまあ 認めていいかもなのに何なのこの焦燥自尊心が存在を主張覚悟して飛び込んだ果てに ああ残念でし
2022年1月31日 18:05
貴方がピアノを弾いているどこか懐かしい 柔らかな旋律この上なく素晴らしいと思うのに明日になればまた違う煌めきを見せるのだろう想像の域を軽々と超えて少し落とした照明が貴方とピアノを包み込む何度も見た その光景に繰り返し 胸を打たれてしまう背中、肩から腕に、そして指先に伝わっていく音色は流れるたびに洗練されて美貌だけが生々しく残る身体中に循環している美を司る神々しい
2022年1月25日 15:44
大切にしたい 貴方のことも わたしのこともこの空は風が強くて飛び続けるのは大変だけど大切にしてね貴方のことも わたしのことも繋いだこの手が離れてしまっても新たな道を目指せるように生まれ落ちた瞬間から誰かと繋がりながら生きてきたわかりあえなかった人も泣けるほど好きな人もいた気の遠くなるような 奇跡の果てにようやくたどり着いた貴方確かに 自ら 選び取った運命碧く美しい
2022年1月24日 18:03
凍った薔薇の中でひざを抱えて目を閉じる素敵なひとだったのにどこか合わなくて 別れを告げた誰も見ないで 今のわたしをどの花より早く 凍りついて拒絶したまま 泣いている誰かを深く 知るのが怖い変化してく 身も心もこのまま 時が過ぎ去ってもわたしはわたしでいられるの?とげすらまだ柔らかい未完成の薔薇つぼみのままで凍りついた白い薔薇無理に抱きしめないで壊れてしまうから
2022年1月23日 15:48
おはよう冴えない顔してるねじゃあ決めようか「今日を生きる」と当たり前のこととつまらなそうにため息をつくきみまあいいだろう?今日一日、全力で生きてみようぜ明日もあさっても存在するなんて誰が約束してくれる?明日には彼女がいないかも今日見たぼくが最後かももちろん過去には戻れない今しかないんだ誰の上にも時は逝く今しかないんだよもっとフォーカスしてさ心をこめる
2022年1月22日 19:11
きみの心が泣いているならそばにいるよ 今日も明日も何もないぼくだけどそのかわり 嘘もないきみの瞳が凪いでいるなら目を閉じるよ 寄り添ったまま果てしない闇を越え見つけたよ 確かな夜明けforever永遠を誓うのは少し気恥ずかしくて明日の約束をするよ裏切らないと 信じて遠く離れて生まれ落ち偶然が繋がって出会ったぼくらこんな穏やかな瞬間が重なっていくんだね fore
2022年1月21日 14:09
貴方を想うときこころに虹がかかるそれは輝く五線譜になって未来へのメロディ 紡ぎ出す貴方が歌うとき虹から雫がしたたって 音符に変わる時に強く時に優しく奏でるのは 魂の旋律貴方の波長が美しい虹色に輝いている伝わるたびにわたしは感謝する貴方と同じ刻を過ごしていることにそのメロディを 感じられる幸運に世界はすべてが幸福ではないのかもしれない今この時に悲しみ 嘆いて
2022年1月9日 19:46
ため息をつくと幸せが逃げてしまうと人は言う彼のことで胸が張り裂けそうになっているため息で積もった想いを吐き出さなくては心が破裂してしまうあの人はやめろと友達が言うひとりでいると明日こそは別れようと思うのに彼に見つめられただけで決心はため息になって逃げていくため息より簡単に嘘をつく人愛情の軽さがわたしの誇りを引き裂く血を失えば人は死んでしまうけれど血のような想