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アニメ感想『愚物語 つきひアンドゥ』※ネタバレ注意

先週見たアニメは、七月六日ついに放映開始のアニメ物語シリーズオフ&モンスターシーズン第一話『愚物語 つきひアンドゥ』でした!!!

ついにアニメ物語シリーズが返ってきた!!!!
アニメ続・終物語からもうなんと五年、物語フェスからも五年…
長いようで短かった日々も終わりを告げました。感慨深い。

現地観戦したあの日からもう五年もたっているという事実は恐ろしいですね。時の流れは物凄く早く残酷です。


今回改めてスタートした物語シリーズですけど、本当に何も変わってなくて安心しました。
作画は物凄いことになってますので、そういう意味では上方修正ですけれど、合間に入るカットやマドマギオマージュや撫子のあられちゃんオマージュなど合間のコマなどももう大っ満足の作品でした。

最近小説を読み直したので中身を完全に覚えていますが、ほとんど100点くらいの完成度だったんじゃないでしょうか、と上から目線で言ってしまうくらいにはすべて取り入れていた気がします。

撫子との会話は少し減っていると思いますが、この辺りは撫物語で補完されるでしょうし、大丈夫だと思います。


物語としての感想は小説のほうでも書きましたけど、やっぱりこの『つきひアンドゥ』は月火ちゃんの愚かさというよりは余接ちゃんの愚かさのほうが目立ってます(笑)。

でもこれも月火ちゃんの「周りを巻き込んでめちゃくちゃにする」という謎パワーの影響でしょうし、それに気づいていない—――周りが月火ちゃんに合わせているということに気づいていない月火ちゃんの愚かさでもあるんだろうなとも思います。戯言使いの別バージョンですね。無為式亜種。


撫子の

「私は」「世の中が甘くないことが、とても嬉しい」

というセリフをようやく聞けたのも感慨深いです。撫子はここから名言製造機になります。まだ知らない方は撫物語を楽しみにしていてください。撫物語は物語シリーズの中でも屈指の名作です。


八九寺の活躍というのもこれからどんどん増えていきます。これもまた次のオフ&モンスターシーズンをお楽しみに。


神前さんの音楽も相変わらず素晴らしい…
結構過去作から音楽の雰囲気を新しくしたと思うんですけど(最初のパートとか初めて聞く感じの曲だったし)、それでもやっぱり物語シリーズっぽい感じになるのがすごい。

そういえばOPがありませんでしたね。撫物語はあるっぽいので愚物語は無しになったんですかね。まあそりゃ短編ごとに作ってたら大変なことになってしまいますし、こればっかりは致し方なしです。
月火・撫子・余接のトリオ曲もちょっと見たかったですけどね。


来週からは撫物語が始まるそうです。
……あれ?『そだちフィアスコ』と『するがボーンヘッド』は?

『するがボーンヘッド』はまだしも、『そだちフィアスコ』は撫物語に出てくる老倉さんを補完する意味でも結構重要な話だと思うんですけど、いつやるんでしょうか。
両方とも見たいシーンが多いので楽しみにしています。


というわけで、『愚物語 つきひアンドゥ』の感想でした。
最高の30分でしたね。これからまた、物語シリーズのアニメを見れる日々が始まると思うととても嬉しいです。

今クールは『天穂のサクナヒメ』も楽しみにしているので、久々にアニメを見る日々になりそうです。


次に出る感想はおそらく『美少年探偵団 ペテン師と空気男と美少年』になると思います。読み終わってからそろそろ二週間くらい経っちゃうのでそろそろ出したい。


そういえば、EUROですがオランダはついにベスト4…!!
2004年以来のベスト4、次戦はイングランドですがこの雰囲気なら全然快勝できると思っています。頑張れオランダ!!!


それでは最後まで読んでくださった方いらっしゃればありがとうございました。
著者Twitter:まがしき @esportsmagasiki

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