MAGASHIKI
自分が読んだ本たちの感想をまとめていきます。 一か月に1冊くらいの本を読み、そのたびに更新していきます。
今週読んだ本は、著作京極夏彦の百鬼夜行シリーズ第五巻『絡新婦の理』でした! このシリーズの中で最も面白かった!!と個人的には大満足の一冊になりました。 京極堂&榎木津&木場修vs絡新婦のせめぎあいが濃密に描かれた1,400ページで読んでいてずっと先が読みたい気持ちに駆られる作品でした。 この作品に登場するテーマは主に女性差別などの性問題と、自分の行動というものがどれほど自由なのかという話があったと思っていて、個人的にはこのテーマも刺さりました。 本書の刊行が1996年という
今週読んだ本は著作西尾維新の返却怪盗シリーズ第三巻『怪傑レディ・フラヌール』でした。 もとより三巻構成といわれていた本シリーズ、予定通りというか想定通り最終巻は三兄弟の妹、あるき野ふらのが怪盗として登場。 怪盗家族の話もついに終幕というところで感想を書いていきたいと思います。 正直言うと、西尾維新のシリーズ物の中でも微妙な部類に当たるんじゃないかと思います。 もちろん読んでいて面白くないわけではないのですが、なんかキレが足りないような気がするシリーズでした。 なんというか
今週読み終わった本は(10月5日には読み終わってました…)著作米澤穂信の古典部シリーズ第一弾『氷菓』でした! 200ページほどですがとても綺麗にまとまった作品で『鉄鼠の檻』のあとに読んでも全く見劣りしない完成度と読み応えのある作品でした。 京極夏彦の『鉄鼠の檻』というのは1300ページあり、難しい言葉と重苦しい世界の作品なのですが、そのあとにこの氷菓を読むとあまりにもわかりやすい言葉と透き通った世界のおかげで一瞬で読み終わってしまったんじゃないかと錯覚するくらいあっという間
今週読み終わった本は(10月3日に読み終わっていました……)著作京極夏彦の百鬼夜行シリーズ第四弾、『鉄鼠の檻』でした! 1300ページの超大作!内容の重さ、言葉の難しさも相まって超タフで超面白い作品でした! 感想も読みながら3回に分けて書いていました。一節は552ページまででここは泰全老師が死ぬところまで、二節は松宮人如さんの語りが始まる前、そして三節は最後まで、と分けたのでその時々の頃を思い出しながら書いていきます。 感想其の壹:頁552迄 今回の舞台は箱根、今の箱根
今週読んだ本は物語シリーズ第三十巻『短物語』でした! なんと大台の三十巻目ということで(混物語枠なら巻数に入れちゃダメかも?)大量の短編を楽しませてもらいました。 アニメ愚物語には間に合いませんでしたけど、忍物語に間に合ったのは結構大きいと思います。なにせ関連する回もありますし。 というわけであらすじです。 一応全三十九編の感想も用意しているんですが、とりあえずこの巻全体の感想から書いていきます。 まずなにより、『重要な話を散らばらしすぎでしょ!!』ということです。
今週見たアニメは物語シリーズオフ&モンスターシーズン『残酷童話』と『業物語 あせろらボナペティ』でした! まずは12分坂本真綾さんの語りで作られた『残酷童話』から これは本当当時読んだ時から衝撃でしたね。傷物語において阿良々木君との戦闘中「人間だった」と言ったり、続・終物語で鏡面世界のあせろら姫と対面したときに阿良々木君が威光に充てられて死にたくなったりと何やら不気味な雰囲気を漂わせていた人間ハートアンダーブレードでしたが、600年前にこんなことがあったのでした。 この
今週読んだ本は著作成田良悟のFakeシリーズ第九巻『Fate/strange Fake 9』でした! 今年の三月にでてたんですね~。ペルソナ3やFF7Rで全く追えていなかった… このシリーズは結構間隔空いて出るので前回の内容がいつなのか全く思い出せない。調べたら前の巻は2023年の2月だそうです。そういえばこの感想書くやつは2023年の4月から始めたのでそう考えるととても昔なんですね… 前巻の内容としてはイシュタルvsみんなという内容だったのは覚えていて、キングハサン擬きに
今週見終わったアニメは物語シリーズオフ&モンスターシーズン第二~五話『撫物語 なでこドロー』でした。 今回からやっぱりオープニング来ましたね!! 作曲がミトさんなので『恋愛サーキュレーション』と『』もうそう☆えくすぷれす』の神前さんではありませんが、逆にミトさんが作ったからこその両曲へのリスペクトや要素が多分 そしてここまで映像がかわいらしいのもなかなか珍しいのでは? ゆるふわな世界観の映像にゆるふわな音楽と恋愛サーキュレーション以上に甘いオープニングだったと思います。
というわけで今週出す感想は『劇場版モノノ怪 唐傘』です。 実は『デッドプール&ウルヴァリン』と同日に見ていたんですが、感想を書けず、そして8月5日から10日まで旅行に行っていたのでこんなに時間がかかってしまいました… 旅行中に実はアニメも見始めており、どっぷりと世界観にはまってしまいました。 本当に面白かったし、美術や世界観の作り方が本当に凝っていて素晴らしかった… 間違いなく今年見たアニメ作品の中でも最高傑作のひとつだったと言い切れます。 作品の美術がまず本当に素晴ら
今週見た映画は『デッドプール&ウルヴァリン』でした! 昨日(7月29日)は一日に二個も映画を見てしまいました!!もう一つのほうも後日感想を出します。 最後に映画館で見たマーベル作品がなんだったのかもはや思い出せません。 下手したらエンドゲームだったかもしれないな…と振り返ってみて思うのですが、自分はエンドゲームで完結したと思い切ってそれ以降を見ていないんです。 そしていろいろ出ていた他ヒーローのドラマや映画も全く見ていません。ピピっとくるものがないし、繋がりがわからないしも
今週読んだ本は著作米澤穂信の『ボトルネック』でした! 初!米澤穂信でした。小説じゃなければ『氷菓』のアニメは大昔に見たことがあります。ほーたろー君はかなり好きでした。 氷菓もいつか読みたい読みたいと思いスルーしていたんですが、友達が貸してくれました。感謝。 ついでに氷菓も買いました。いつか読みます。 自分自身今までしっかりしたミステリーを読んできていないのですが、(シャーロックホームズは読みました)個人的にはトリックに重きを置きすぎた作品が好きではないんです。 やっぱり人
今週読み終わった本は著作西尾維新の戯言シリーズ第四・五巻『サイコロジカル』でした!二巻まとめさせてもらいました。 こんなことを言うとファン失格なのかもしれないのですが、正直なところここから先の戯言シリーズはもう一回読みたいと言い切れないところがあるんです。 ほら、刀語だって七実が死んだあたりから、特に最後の二巻とか読みたくないじゃないですか。あれと同じ感じです。 そしてなにより個人的に兎吊木が好きじゃないんですよ(笑)。一回しか読んだことなくて、それも七年以上読んでない作
昨日見てきた映画は藤本タツキ先生原作の『ルックバック』でした! あんまりいうと所在地バレしそうですが、立川でも追加上演されたということで見てみたかったので行ってきました。 1700円という値段と一時間という時間が全く気にならなくなるくらいの満足感を得られる作品でした。 自分は結局読み切りの時は読んでいなかったのですが、評判や読んだ友達の話を聞いてちょっと後悔していたので映画になるならば見ようと思っていました。 内容はまさしく漫画に取り憑かれてしまった少女たちの物語であり、
今週読んだ(先週読んだ)本は著作西尾維新の美少年シリーズ第二巻、『ペテン師と空気男と美少年』でした! 一巻はアニメ化された時くらいに初めて買って読んだのですが、二巻以降は後回しにしていました。 ただ、アニメはつい最近全部見まして、とても楽しめて感動するいい作品だったので改めて小説も読み進めていこうと思いいたったわけです。 内容自体はアニメで見たのでわかっていたのですが、やっぱり小説版だと眉美ちゃんの独白が多くてより細かい探偵団の絡みなどがあって楽しかったです。 あと個人
先週見たアニメは、七月六日ついに放映開始のアニメ物語シリーズオフ&モンスターシーズン第一話『愚物語 つきひアンドゥ』でした!!! ついにアニメ物語シリーズが返ってきた!!!! アニメ続・終物語からもうなんと五年、物語フェスからも五年… 長いようで短かった日々も終わりを告げました。感慨深い。 現地観戦したあの日からもう五年もたっているという事実は恐ろしいですね。時の流れは物凄く早く残酷です。 今回改めてスタートした物語シリーズですけど、本当に何も変わってなくて安心しました
今週見た映画は公開日からずっと見たかった『劇場版ウマ娘 新時代の扉』でした! 推しウマ娘であるアグネスタキオンも出るということで公開日から見たかったんですが、色々と重なり一か月も経ってしまいま経ってしまいました。 でもこれ見た後にダービーなんか見てたら物凄い賭けていたんじゃないかと恐ろしくなります(笑)。 今回の主役はジャングルポケットです。そして舞台は2001年クラシック。前年のクラシックはエアシャカールとアグネスフライトの年であり、なにより前年の古馬王道を完全制覇した世