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台北散策 中正紀念堂

台湾は2週間近く雨天続きで鬱々と過ごしていたのだが、今週末は久々に雨が上がった。
という訳で、台北を探検してみることに。

今回は中正紀念堂へ。

広い公園の緑の中にひときわ目立つ白い壁が美しい巨大な建物が中正紀念堂だ。

ばばーん

階段下から見上げると大迫力。
紀念堂の中には初代総統 故蒋介石の巨大な座像があり、その迫力に圧倒される。
その手前には警備のための衛兵が目を光らせており、妙な緊張感があって写真を撮れなかったのだが、台北にお越しの際は是非お立ち寄りいただきたい。
毎時行われる衛兵の交代式は一見の価値ありと調査済みだったにも関わらず見逃した。(一階で次のシフトの衛兵の行進とすれ違って、あ!と思い出した始末。)

トリさんとカエルさんの遭遇

紀念堂を出て、先ほど上って来た階段の上から公園全体を見渡すとなかなかの壮観である。

Special thanks to ゆきずりの兄弟

この時点ですでにやり切った感があったのだが、紀念堂の下の建物内をうろうろ彷徨っていると、"The WORLD of TiM BURTON"の文字が!
どうやらティム・バートン監督の若かりし頃の絵本・イラスト作品や映画のキャラクターや原稿など500を超える作品を見ることができるらしい。

最近美術展の類はご無沙汰だったので、これは運命とばかりにするすると入口へ吸い込まれた。
前回のnoteにも書いたが台湾へ来て間もないため限られた現金しか手元にない私にとっては、一般入場料 380NTD(約1,700JPY)はちょっとした痛手なのだが、慈悲深き現地上司が心配してお正月を過ごすための現金を貸してくれたため、ここで引き返さずに済んだ。

多謝。

当然のことながら、私は展示に入ると例によって鬼の牛歩で、本日も3時間かけてたっぷりと楽しんだ。

ティムのお部屋

"ナイトメアー・ビフォア・クリスマス"や"コープスブライド"、"チャーリーとチョコレート工場"、"スウィーニー・トッド"などのイラストやフィギュアなど沢山提示されていた。

その中でも私は、滞在先のホテルのメモやレストランのナプキンに走り描いた多数のイラストや、黒ペンで作画しマーカーで色入れをしている多数の作品に心惹かれた。
それらには撮影許可マークがついておらず、ここでお見せすることができず誠に無念なのだが、何の変哲もない白い紙きれに一本のペンで自身の内側に在る世界を表すことができるなんて、感動でニヤニヤが止まらず、また同時にその湧き出て止まることを知らない才能を前に下唇を噛まずにはいられなかった。

そんな楽しみ方をしていると、当然のことながら出てくるころには疲労困憊、はらぺこあおむしなわけで、最寄りのガイドブックに載っているようなルーロー飯 小(30NTD=約135JPY)を一瞬でかき込むと、今度こそ良い一日を過ごした満足感で帰路に着いたのであった。
これは余談だが、私の後に店に入った日本人の家族は”日本的朋友”と呼ばれて甲斐甲斐しく世話されているようだったが、ルーロー飯、しかも小しか頼まないお一人様オバサンには割と塩対応で、もっと外国人アピールすればちやほやしてもらえたかなといささかのやきもちを焼いたりなどした。(人間の器も小さめでやらしてもろてます)

言わばアクティブレストのような一日を過ごすと、なんだか来週も仕事を頑張れそうな気になってくる。
長いようで短いのが海外赴任。
限られた時間だからこそ、一日も無駄にしたくない(コ○○になりたくない!)

来週も元気で探検できますように。。。





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hummer
最後までお読みいただきありがとうございます。 また是非遊びにいらしてくださいね! 素敵な一日を・・・

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