普通のフツウによるふつーのための
『普通』という言葉が大嫌いだけど、ふつーであることに憧れる。
フツウパラドックスを抱えて生きる私は、自分のことを「ふつ病」だと思っている。
そもそも私が普通と決別してしまったのは幼稚園の頃。
みんなが鬼ごっこやかくれんぼをしている中、私は絵を描きたかったし、おままごとがしたかった。
先生が「好きなことして遊んでいいよ」と言うので、みんなが外へ向かおうが友達に誘われようが私は画用紙の元へ走った。
おままごとをしている時は参加した。どろだんご遊びが流行った時は混ざったけれど、あ