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Vol.6 委員会設立「若きリーダーたちで美唄の未来を拓く」

こんにちは!美唄市地域おこし協力隊の真船(まふね)です。

シティプロモーションのプロジェクトを進めていく(最終的なゴールは、市民一人ひとりが美唄の未来に夢を描く)ために、委員会を立ち上げました。

なぜ委員会を作ることになったのかをお伝えさせていただけたらと思います!(シティプロモーションって何するの?って方は上の記事を先にご覧ください!)

まちがより良くなる進め方はなんだろうか

シティプロモーション事業を通して、まちの軸となる魅力を固め、シンボルを創っていくときに、どういった形式で進めていくのが良いのかを考えました。
役所の中で閉じて進めていくのが良いのか。それともまちへ完全に開いていくべきなのか。

そこで今回、3つの進め方を考えてみました。

①担当者のみ

1つ目は、シティプロモーション事業の関係者だけで意思決定をしていく形式です。
すでにプロジェクトの背景や課題感を共有できていて、密にコミュニケーションを取れるため、スピード感は抜群です。
一方で少数で決定するため、でてきたものに対して市民との距離が遠く、結果としてほとんど普及しない可能性もあります。

■メリット
・意思決定が早い
・長期的な視点で捉えられる
■デメリット
・反発や共感されない可能性がある

②市民による委員会を組織する

2つ目は、市民の代表者で委員会を組織し、そこを中心に議論を進めていく形式です。
委員会を設置することで、まちの声もプロジェクトに反映しつつ、一定のスピード感を持った言わばバランス型です。

■メリット
・市民代表を集めて意見を聞くことができる
・継続的な議論ができ集約しやすい
■デメリット
・人選など委員会設立に時間がかかる

③広くワークショップを開催する

最後は、説明会やイベントを企画して、より多くの市民と進める参加型です。
市民全員が参加することができるので、3つの中で最も多くの方の意見を聞くことができます。
しかしその分意見の集約が困難で、方向性を決めるまでに相当な時間がかかったり、結果としてあいまいでぼやけたものなりがちです。

■メリット
・多くの意見を反映させることができる
■デメリット
・意思決定が遅い
・判断基準が定まらず抽象的になりやすい

長期的な視点でまちを考えたい

形式を決める上で大切にしたのは、いかにプロジェクトが進みやすいかということよりも、「長期的なスパンでまちがより良くなると信じられるか」ということです。

対応しきれないほどの課題を一つひとつ解決していくだけでなく、ワクワクする夢を描き、その実現に向けて一歩ずつ物事を進めていくということが非常に大切だと思っています。
そう考えた時に、みなさんと一緒に継続的にまちの未来を議論していくことこそがまちのより良い未来につながると信じています。

そして委員会を立ち上げることにしました。

20年後の美唄を引っ張ってほしい

委員会のメンバー構成はどうするか。

人数は、まちの意見を聞くために少なすぎず、かつスピード感を持って進めるために10人程度にしました。
年齢は、20年後の2040年にまちを引っ張っている世代、現在の10~30代の方としました。

また、まちの全体の未来を描いていくときに、行政だけでもいけないし、まちの特色であるからといって農業分野だけでもいけない。
市役所職員の他にも農業や商業、医療・福祉、芸術分野そして高校生にも声を掛けさせていただきました。

結果として多様な業界、団体から11名の委員に集まっていただきました。

委員会の名前は?

「美唄の未来に夢を描く委員会」

すごくシンプルです(笑)
名前長いので、委員会を進める中でもっと呼びやすく親しみやすい呼び方も自然と出てきたらいいなと思っています。

年内のシンボルの完成に向けて、月2回程度委員会を開いて進めていく予定でいます。
変化の激しい時代で先の見えない未来のことなので、正直簡単なことばかりではないと思っていますが、建設的で何よりも楽しい議論ができるようにリードしていきます!

委員会の中でどのような議論がされていて、どういう話の流れで落ち着いたのかといった進捗も今後みなさんと共有していけたらと思います。

▼委員会1回目はこちら


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさんのスキ、フォローが励みになっているので、引き続きよろしくお願いいたします!(コメントも大歓迎です)

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真船奮闘記 北海道美唄市地域おこし協力隊 / FoundingBase
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