ランニング中、溝に落っこちたことが嬉しかった話
最近毎日ランニングをしている。せいぜい20分から30分くらい走ることが多い。
ランニングをしてる時は、ただ自分の体の動きと目の前に移る光景に集中している気がする。
そのランニングの没入感が僕にとってはとても気持ちいい。
普段生活してる時は、生活をしながらも頭の中でいろんなことを考えている。ネットや他人の言葉で頭にこびりついていることや将来の不安などが常に頭をよぎっている気がして、目の前のことに集中していなくて、充実した感覚が生まれることが少ない。
昨日走っていた時のことだ。走っていると道の右脇に1メートルくらいの幅の溝があった。
僕はランニングをしていてテンションが上がっていたのか右から左にその溝を飛び越えた。そして元の場所に戻るためにもういちど左から右に溝を飛び越えようとした。
そのときに足元を滑らせて僕は溝に落っこちてしまった。
高校生くらいの僕なら「なんで馬鹿なんだ俺は」と思っていたと思う。
ただ僕はその時とても嬉しいような楽しい気持ちになっていた。
溝に落ちた右足の痛みや、溝に落ちた自分の滑稽な様や、右足で地面を踏みしめた感覚を鮮明に感じれることができてとても嬉しかった。
そのときはただただ目の前のことに没頭していたのだと思う。
しばらくランニングを続けようかなと思っている。
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(かと言いながら、美味しいもの食べたりお菓子食べたりするかもしれません)