アスリートの皆様が運動指導者になる為に
初めての投稿となります。
パーソナルトレーナーの前田岳人と申します。
こちらのメディアでは、現在学生や社会人の現役アスリートで、かつ引退後は運動指導者としてスポーツに関わった人生を送っていきたい、という方向けに情報を発信してまいります。
スポーツには、様々な関わり方があります。
今まさに現役の方は、そのスポーツの主役ですね。
監督やコーチと言った指導者は、主役にかなり近い位置にあるでしょうか。
アスレチックトレーナーや、ストレングス&コンディショニングコーチ
というサポートの方法もあります。
他には、試合会場の運営や管理、競技団体、各種メディアという関わり方もあります。
また、直接今取り組んでいるスポーツとは異なる、例えばフィットネスクラブ等で運動指導するというのも、
立派なスポーツとの関わり方です。
いずれの関わり方にしても、プロアマ問わずアスリート経験があるということは、非常に有益なことです。
先に書いた通り、スポーツの主役は選手ですから、アスリートファーストの思考が大切です。
そのアスリートのリアルを知っているというのは、スポーツ全体にとっても大きな財産なのです。
また、アスリートとして培った、目標に向かって努力するという行動は、スポーツに関わる仕事以外でも存分に生かす事が出来ます。
例えば、ある企業に入社し新しいプロジェクトを立ち上げるとか、より高い業績を上げる為に、現状を把握したうえで目標達成へのプロセスを辿るというのは、まさにスポーツのそれと同じなのです。
ですから、スポーツに直接関わらずしても、アスリートの経験を、社会へと還元し貢献することは可能であるということは、覚えておいてください。
さて、とは言ったものの、やはり好きでスポーツをしているのであれば、スポーツに関わっていたいというのは、多くの方にとっては当てはまる話なのではないでしょうか。
私自身がそうでした。
大学を出るまで、ずっと陸上競技短距離一筋で生きていました。
残念ながら実業団選手にはなれませんでしたが、一般的に見ればそれなりの戦績で引退する事が出来ました。
それなりの戦績というのを、簡単にご紹介しましょう。
高校時代は滋賀県大会で何度か優勝し、国体にも出場しました。
インターハイは出場できませんでしたが、大学時代は京都インカレで優勝、
関西インカレは6位が最高位で、100mとリレーでインカレに出場しました。
日本選手権にはあと少し届きませんでした。
そんな戦績ですから、こちらをお読みの方の中には、
「なんだ全然大したことないじゃないか」とか、
「まぁ普通だな」ぐらいの感じで思っている方が多いかも知れません。
私もその反応です。だって、もっと強くなりたかったから(笑)。
ですが、ここからが重要です。
私が生業としている、パーソナルトレーナーという仕事では、この戦績があれば、かなりの好成績なのです。
ハッキリ言って、普通の人に比べれば異常なほど走るのが速いので、そのノウハウは非常に役に立っています。
このノウハウと、今後ご紹介していく様々な知識やスキルを組み合わせて、店舗売上100万円になる仕事を作ることができました。
残念ながら、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けているスポーツ業界ではありますが、この騒動が少しずつ(かなりゆっくりですが)鎮静化してきた暁には、現役を含めアスリート経験者が、的確な運動指導をすることで、世の中の健康に貢献できるジムを作る計画を立てています。
もともと2020年の東京五輪が予定通り開催されれば、その終幕に合わせて着手するプロジェクトだったのですが、こんな時ですからもう動いてしまいます。
今いるその世界から、一歩踏み出してみて下さい。
驚くほどその能力が求められています。
もちろん、競技はやりきるべきだと思います。
マスターズなどにカテゴリ変更しても、競技を続けるという事は素晴らしいことです。
その素晴らしい能力の可能性を、もっと広げましょう。
私は現役を引退して、フィットネスクラブを運営する会社に正社員として入社し、その後独立し、先述のパーソナルトレーニングジムを開業しました。
引退から開業まで、8年掛かりました。
それが早いのか遅いのか、それは分かりませんが、私みたいな中途半端な戦績の人間でも8年で出来たのです。
ちょっとしたノウハウや考え方が分かってくれば、その半分、いやもっと早く、もっと活躍出来るかも知れません。
何故なら、私はその8年の間で遠回りしていると感じているからです。
失敗は時に必要ですが、明らかに時間が掛かり過ぎたと思っています。
現役アスリートが、運動指導者になることはそれほど難しいことではありませんが、アスリート気質だからこそ、留意したい点があります。
それは感性が独特だったり、感覚が優れすぎたりしているからこそ、一般人にはその感性や感覚が理解されにくいという事です。
理論派だという人もいるかも知れませんが、それでもやはり一般人はその理論すら理解不能です。
戦績が優秀であればあるほど、あなただからできるんでしょ?、と思われるのも事実です。
もっと分かりやすく、かつ正確に指導するには、改めて一般的な身体の構造や仕組みの理解が不可欠です。
今お持ちの感性や感覚に、理論や知識がついてくれば、とても優秀な運動指導者の出来上がりです。
理論や知識は勉強すれば誰でも手に入ります。
しかしその感性や感覚は、誰にも真似できません。
では勉強すればいいのですが、勉強って難しいですよね。
アスリート一筋の人なら、特に、お気持ち、お察しします。
だから、このメディアでは、アスリートの方にとってもなるべく分かりやすい表現を心掛けて、情報を発信します。
まずは今後発信される情報を、自分の身体に落とし込んで確かめていってください。
毎日更新というわけにはいかないと思いますが、ここには役に立つであろう情報以外は載せません。
宜しければフォローしてみて下さい。
今後ともよろしくお願いします。
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