箱根駅伝2021チーム紹介「いや速すぎて湘南新宿ラインかと思ったわ」(シード権枠)
ということで、2021年の箱根駅伝シード権枠である。外れても責任は取らん!
國學院大學
チームとしての総合力は決して悪いものではなく、大きく順位を落とすことはないだろうが優勝争いができるとは正直言えない。シードを守ることはできるだけの能力のあるチームなのは確か。
良い流れで来ているだけにエースが流れを引き寄せることができるかどうかで、すべてが変わるだろう。序盤から、大きく試合を動かすことができるかがカギとなる。
ちなみにキャプテンの木付くんのお姉さんはかつて乃木坂46にも居た衛藤美彩さん。旦那は西武の源田さん。いいなぁ~、みさせんのことを「お姉ちゃん」と呼べるなんて超羨ましい。
【カギとなる区間】1区・5区
最終的に良い位置につくためにも、やはり往路のスタートとゴールはいい順位で終わっておきたいところ。5区には殿地くんが走ると言われているが、非常に精神力の強い選手だけに彼がより前の順位で走ることができれば面白い。
帝京大学
ここ数年、選手育成に関しては極めて評価の高い「育成の帝京」。前回大会では惜しくも3位を逃す結果となったが、今回は大黒柱の一人でもある遠藤大地くんの不調が気がかり。とはいえ、しぶとさにも定評のあるチームだけに1区から流れに乗ることができれば上位陣をかき回すだけの実力は十分にある。
ちなみにだが板橋にある帝京高校は、厳密には帝京大学の附属ではないらしい。それを聞いて私は思わずこのように叫んだ。
帝京魂!
ってか、こんなTシャツあるんだ。
【カギとなる区間】3区
3年生エースの遠藤君が走ることになるであろう3区は重要なカギとなるだろう。昨年はタイムだけならば駒澤大学の田澤くんを上回る実力を持つだけに、どこまで状態を戻すことができるのかはチームの浮沈を左右するだろう。山要員も気になるところだが、果たして。
東京国際大学
上位をかき乱す、とまでは行かなくてもシード権には入ってくる可能性は大いにある学校の一つ。エース区間を走るであろうヴィンセントくんあるいはムセンビくんはどちらも非常に強いランナーであることは間違いない。
伊藤選手のような絶対的なエースがいるわけではないが、その分だけチーム力でカバーできるかどうかが、上位をうかがうには必要か。
ちなみになのだが、かつて実業団でも活躍していたナベカズこと渡邉和也選手は卒業後現役を引退するらしい。ちなみに実家に身を寄せるとのことで、なんだか個人的には親近感の湧くランナーである。ただ、一つだけ言っておく。ナベカズさんはイケメンだ。
【カギとなる区間】1区、3区
2区に留学生選手がいるのでごぼう抜き記録も楽しみにはなるが、上を目指すならばごぼう抜きは無いに越したことはない。とすると、序盤の3区までで上位に居たいはず。シードをしっかりと保つためにも序盤で上位に居ることが何よりも重要だろう。
創価大学
去年は1区で米満怜選手が渡辺康幸さんの記録に並ぶ区間歴代2位の成績を残し、その勢いのままシードを獲得した。今シーズンはそれだけにたる存在感のある選手がいないのが懸案事項ではあるが、10区で区間新記録を出した嶋津雄大くんの復帰をはじめとして明るい話題も多い。
勢いを個人で作れない分だけ、序盤からチームでしっかりとつなぐ駅伝ができればシードも見えてくるだろう。
そういえば昔、私はとある方に勧誘を受けたことがある。さあ、祈りましょうと言われたが特に何かを祈ることが無かったので、私のおじいちゃんは100歳まで生きられなかったのではないかと思っている。
【カギとなる区間】1区
2区にムルワくんという留学生が走ることはほぼ確実で、彼が気持ちよく走れるようにするためにも重要となるのは1区。米満選手のような記録を残すことはできなくても、1時間1分後半でつなぐことができれば希望はある。
東洋大学
チーム全体の状態は決して悪くなく、全日本もどの選手たちも奮闘するなど特に1年生、2年生の奮闘が目立った。一時期は相澤晃選手の卒業によってどうなってしまうのかと不安視されたが、こうしたときに育成力が際立つのも東洋の強み。
4年生の主力を任されるであろう選手たちの奮起がカギとなる。
ちなみに東洋のキャッチフレーズである「その1秒を削り出せ」とは決して身を削ることではないし、またこわーいアンパンマン号から逃げるためのものでもないので、ご注意を。
【カギとなる区間】1区、2区、4区、6区
絶対的な柱がいないだけに、順位の変動しやすい区間でどれだけ我慢ができるかは大変に重要。特にこの区間でミスをしてしまうと、後続の順位に大きな影響を及ぼす可能性があるだけに、できる限りブレーキを避けたいところ。
順天堂大学
今大会でシード権に入る可能性がある学校1つ目。予選会での圧倒的な強さはもちろんだが、それを引っ張ったスーパールーキー三浦くんは3000メートル障害およびハーフマラソンで20歳以下の記録を大幅に更新。塩尻和也選手が卒業してから居なかった絶対的エースが抜けた影響がダイレクトに来た昨年の予選とは打って変わって、チームも上昇傾向にあるといってもいいだろう。他にも八千代松陰高校で昨年活躍した石井くんも非常に良いランナー。
全日本大学駅伝でも見事にシード権を手に入れることが出来ただけに、まずは箱根でシードを取りたいところ。10000メートル走で28分台のランナーが12名も出るなど成長著しい。
ただ、個人的には順天堂大学に負けていただきたいと思っている。昔片想いしていた子の彼氏が順天堂大学のラグビー部で(以下省略
【カギとなる区間】1区・2区
恐らく1年生エースの三浦くんは1区を走ることとなるだろう。アップダウンも六郷橋くらいである1区ならば純粋に彼のスピードを活かすことが出来そうだ。その流れを汲んで勢いよく走ることができるかも重要で、その点になると2区のランナーは三浦くん以上に重要な役目を担うことになる。
かつて2007年の箱根駅伝では1区佐藤悠基選手、2区伊達秀晃さんの強力コンビで大逃げを決めた東海大学のようなロケットスタートをかますことができれば理想。3区には恐らく石井くんが入るので、カギとなる「花の2区」でアドバンテージを取りたい。
中央大学
今大会でシード権に入る可能性がある学校2つ目。一時期は私生活まで乱れに乱れ、90年連続で続いていた箱根駅伝出場記録がストップする程まで弱体化していたが、かつて往路優勝に導くなどエースとしても活躍していた藤原正和さんが監督になられてからは着実にまた強くなってきている。その原動力となるであろう選手がスーパールーキーの一人、吉居くん。昨年仙台育英学園を駅伝優勝に導いたランナーで早くも10000メートル走で中央大学歴代最高記録を樹立するなど伸びしろはとても大きい。
上級生も非常に状態が良いだけでなく、経験者も多く残っている現状でシードを取ることはそれほど難しくはないだろう。
ちなみに、中央大学の野球部のユニフォームに赤い色の要素が入っていないのだが、どこからあの赤色を取り入れたんだろうか。
もしかして……中央大学陸上部は鎌と鎚のあの国!?(違います
【カギとなる区間】2区・3区
1区を吉居くんと考えるならば2区には彼と同等かそれ以上に強いランナーが求められる。それを考えれば予選会でチーム2位だった森くんに白羽の矢が立つこととなる。例年以上に厳しくタフな戦いとなるであろう今大会の中でもこの2区は何よりもブレーキが発生しやすい区間なだけに、この区間を乗り越えることができれば中央も流れに乗ることができるだろう。
とすると、その流れを引き継ぐ3区もきっちり繋げられる選手が欲しい。序盤で比較的高い順位を維持し、レースを有利に進めたい。
日本体育大学
ここ2年日体大は苦しんでいる。監督のパワハラ騒動から始まって、監督不在で練習を積まざるを得なかった。玉城監督が就任されたとはいえ、なかなかすぐには結果に結びつかないのではないかというのが個人的な感想。ただ、エースの池田くんをはじめとして良い選手が揃っているだけに、当然シード権への可能性が無いわけではない。
池田くんと同じだけのポテンシャルを持つランナーが箱根で快走を見せれば、十分にシードは見えてくるだろう。
ちなみに私が卒業した中学校では昔、中3は必ずエッサッサをやらされるという話があり、身体が細くガリガリだった私は上裸でエッサッサをやっていた可能性だってあるのだ。
【カギとなる区間】5区・6区
山登り山下りのこの区間はどの大学にとっても鬼門だが日体大にとっては尚のこと重要だろう。平地では決して劣っているわけではないだけに、5区と6区ではできるならば区間1桁にはまとめたい。今シーズンは山適性を見極めるのにどの大学も苦労はしているわけだが……。
優勝争いにつづけ!