箱根駅伝2023出場校紹介(4)「東洋大学」
さあみんな、東洋大学の紹介だよ★
みんなで1秒を削り出し、鉛筆も削り出し、鰹節も削りぶし、神経はすり減らさないように頑張ろうね!
東洋大学
東洋大学は、1887年に井上円了により創設された哲学の専修学校である私立哲学館が前身となって設立された大学で、仏教系ではないが、歴史的に仏教教育と関係の深い大学。
1906年に東洋大学に名称を変えると、1928年に大学令によって東洋大学が認可された。白山のキャンパスにはバスケットボールの名門校でもある東洋大学京北もあり、朝霞・川越・赤羽台にもキャンパスを持つ。
卒業生には仏教関係の方も多く輩出しており、また部活動も盛んで野球部や相撲部は古くからの強豪として知られる。広島東洋カープで捕手として活躍した達川光男さんや、西武ライオンズで活躍した松沼兄弟、阪神タイガースで活躍した桧山進次郎さんは有名だ。
また、大相撲の世界では御嶽海関の出身校として知られ、ボクシングの世界チャンピオンでもある村田諒太選手も同校の卒業生だ。
陸上部では、短距離部門の出身者としてコメディアンの植木等さん、桐生祥秀選手、競歩部門で東京オリンピック金メダリストの池田向希選手も有名だ。
駅伝部門でも、柏原竜二さんに設楽兄弟、服部勇馬選手に10000メートル日本記録保持者である相澤晃選手も同校の卒業生である。
今シーズンのチーム成績
出雲9位
全日本8位
苦しいシーズンを送っている。出雲・全日本と共にエースの松山くんを欠き、もう一人のエースでもある石田洸介くんも出雲では3区区間9位、全日本では2区区間9位と昨年活躍した爆発的な活躍を見せるには至っていない。
それでも全日本では最低限シードを獲得したことはチームとしては結果を出したと言っても良いのかもしれないが、今回走った村上くん・柏くんはマラソン経験者。加えて前回10区で快走を見せた清野太雅くんもまた今回夏の北海道マラソンで2時間12分を記録しているだけに、長い距離になればなるほど強くなっていく鉄紺軍団に期待だ。
パワフルプレイヤー:石田洸介
5000メートル走で高校生記録を持っていた言わずと知れた怪物ランナー。昨年は出雲と全日本で快走を見せるも「怪物」佐藤圭汰くんに記録を破られ、駅伝での快走も相まってすごさが消し飛んでしまった感がある。
とはいえ、高校時代も元々ムラがあるタイプだったことも確か。箱根ではどのような使われ方をするかも気にかけながら、引き続き追いかけていく所存。
監督
酒井俊幸
「シード校の常連」から「強豪校」に名前を上げた立役者。
3度の優勝のうち2度は柏原竜二さん、1度は設楽兄弟と人材には恵まれていたが「エース」と呼ばれる選手を育成させ、東京オリンピックに服部勇馬選手が走るなど育成にも定評がある。現役時代はコニカミノルタでニューイヤー駅伝優勝の実績を持ち、現役を退いた後も学法石川高校の教員として選手を指導していた。
爽やかな顔立ちで誤解されがちだが、実際には熱血漢。全日本大学駅伝で初めて優勝した際には監督インタビューで号泣したり、前回の箱根駅伝では10区で清野くんが一度青山学院大学に抜かれた後、抜き返した際に大きな声で鼓舞。また彼は指導者時代に右も左も分からなかった際に大八木監督から情報提供を受け、色々と助けてもらったのだとか。「大八木イズム」を受け継いでいる監督はここにも居るのだ。
ということで、次は東京国際大学だ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?