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箱根駅伝2022出場校紹介(20)「駒澤大学」

実はここ15年来の駒澤大学の駅伝ファンである私が送る、最後の箱根駅伝出場校紹介、そうです。駒澤大学です。みんな大好き大八木監督を紹介しつつ、学校紹介もやって行くよ!

良い顔だ。ということで、他大学紹介。

駒澤大学

1592年に日本の仏教宗派の一つである曹洞宗が設立した吉祥寺の学寮(吉祥寺会下学寮)を起源とする旃檀林(1657年命名)が発展した大学である。
設立当初から仏教学部を設置しており、僧侶の大学としても名が広まっている大学として有名。禅学科も設置しており、日本の中でも有数の仏教系の大学となっている一方で、2003年には医療健康科学部を設立し診療放射線技師の育成も行われている。

附属校には駒澤大学附属苫小牧高等学校に駒澤大学高等学校があり、かつてヒグマ打線として有名だった駒澤大学附属岩見沢高等学校、現在北洋大学と名称を変更している、苫小牧駒澤大学も同学校法人として知られていた。

卒業生には多くの僧侶が在籍し、仏教学者も多く卒業している。
また、野球・サッカー・ボクシング部なども有名で、卒業生には中畑清さん・巻誠一郎さん・ロンドンオリンピック銅メダリストの清水聡選手などを輩出。

陸上部も多くの卒業生を輩出しており、現在ヘッドコーチを務める藤田敦史さん、國學院大學で監督を務めている前田康弘さん、東京オリンピック代表を務めた中村匠吾選手も同校の卒業生だ。

チームの特徴

駅伝最多優勝を誇り、平成では初めてとなる箱根駅伝4連覇も達成した「平成の常勝軍団」。
しかし、近年は東洋大学・青山学院を始めとした駅伝強化に乗り出してきた学校の流れに押されて苦しい状況が続いていた。
その中で昨年は全日本と箱根で見事に復活。トラックレースでは出場校の中でも最速のチームを作り上げてきた。一方で、主力選手の逮捕・退部が相次ぎ、不安要素もあることは事実だった。
出雲ではかみ合わずに5位に終わるが、全日本では怪我で戦力を欠く中見事に優勝。準エースとなる鈴木芽吹くんの復活も待たれる。

男だろプレイヤー:安原太陽

出雲と全日本で安定した結果を出してきた「もう一人のゲームチェンジャー」。怪我で離脱中の鈴木くんと山野くん、不調が続く唐澤くんを欠く中で駅伝で真価を発揮。
シード圏外にあった駒澤のタスキを優勝の見える位置まで運んだ全日本の走りは見事だった。

監督

大八木弘明

大学駅伝界の中でも欠かすことが出来ない存在となった、日本陸上競技を語る上では欠かすことが出来ない名将。というと、大げさだろうか。95年にコーチとして駒澤大学に呼び寄せられると、出雲3回・全日本14回・箱根7回の優勝を果たす。
大学駅伝24回の優勝は最多優勝回数であることはもちろんだが、藤田敦史さん・西田隆維さん・宇賀地強さん・村山謙太選手・二岡康平選手・中村匠吾選手といった日本を代表するランナーを育成し、また「大八木門下」の指導者を始めとして、現在の陸上競技に多大なる貢献をしてきた
「男だろ!」と選手を鼓舞する声掛けも有名だが、かつて指導を受けた安西秀幸さん曰く寮では「気のいいおじさん」なんだとか。そんな安西さんが男だろ団扇を作ったなんて言うのもなんだか心が温かくなる。

ということで、20校全部紹介し終えたぜ。頑張った。

俺はやった。

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