箱根駅伝2023出場校紹介(15)「日本体育大学」
みなさん、日体大というと何を思い出しますか?
初心者・エッサッサ
中級者・集団行動
上級者・服部翔大
ガチ勢・日体大記録会
??勢・関口メンディー
それでは日体大行ってみよう!
日本体育大学
1891年に現在の成城中学・高等学校内に設立された「體育會」が起源となっており、以来日本の中でも第一線を誇る体育大学として多くのアスリート・指導者を輩出している。1949年に現校名に。
オリンピックに日本が参戦した当初より深いかかわりがあり、アスリートよりもさらに多くの指導者を輩出し、その競技は非常に多岐に渡ったものとなっている。
体育学の先駆けとしてオリンピックと深く関わり合いがある大学としても知られる。それを裏付けるように2012年ロンドンオリンピックでは選手23名を輩出し10のメダルを獲得するなど、こうした実績から「実技の日体大」とも言われる。
先に挙げた服部翔大選手はもちろん、東洋大学元陸上部監督の川嶋伸次さんや、谷口浩美さん、女子選手だと有森裕子さんもマラソンなどでは著名な卒業生といえる。
チームの特徴
予選会5位
全日本予選15位
前回大会では出場した20校中2校が繰り上げスタートという屈辱となり、山梨学院大学と併せて苦しい結果となった。
全日本大学駅伝でもその苦しい状況は変わらず、15位で予選敗退という結果に終わる。ただ、夏以降は着実に実力とピーキングを合わせることが出来、秋シーズンになるとエースである藤本珠輝くんを欠きながらもチームでまとまり5位で予選通過を果たした。
突出した選手が居ない中、全員が破綻なく走り切り100位以下は3人、10人中1人としっかりと纏まった今回。昨年はエース藤本くん以外は苦境に立たされ、全日本大学駅伝では関東勢最下位に終わっただけにチーム一丸となってミスなく繋ぐことができるか。
パワフルプレイヤー:盛本聖也
エース・藤本くんが書いた中、チーム内トップでゴールしたのは盛本くんだった。前回箱根駅伝6区20位と苦しみ、難しいレース展開となってしまった。藤本くんが故障で苦しむ中チームトップでゴールイン。
箱根駅伝ではどの区間で出場するかは不透明だが、箱根での悔しさは箱根で晴らすしかない。ぜひとも巻き返しに期待したい。
監督
玉城良二
高校女子駅伝界では「名将」と誉れ高く、特に長野の公立校である長野東高校を2年連続2位にした手腕と、当時パワハラ問題から専任の監督が不在だった日体大よりオファーがあり就任。
就任僅かにして池田選手を2区区間4位を記録する選手に育て上げるなど、早速育成などでも結果を見せている。
さあ、立教大学やでしかし!