箱根駅伝2023出場校紹介(18)「専修大学」
専修大学もここ近年チームとしてどんどん強くなってきていますね!
個人的にバスケットボール部のスティーブくんが気になっているのですが、彼は元気でしょうか?
元気そうで何より。それでは行ってみよう!
専修大学
緑色のユニフォームと言えば青山学院大学だが、元祖は専修大学として知られている。数少ない箱根駅伝優勝校の16校の一つとしても知られ、かつては箱根登山鉄道の踏切に優勝を嫌われたという、箱根駅伝にまつわるエピソードも残る古豪。
野球部・サッカー部・レスリング部にボクシング部も有名で、WBC世界バンタム級王座を12回防衛した山中慎介さんは同校の卒業生として知られる。
ちなみに、日本で一番最初に経済学部を設置した大学らしい。
陸上部の卒業生として座間紅祢(マボロベネディック)さん、五ヶ谷宏司さんが在籍していた。
今シーズンのチーム成績
全日本予選16位
箱根予選8位
全日本予選では敗退も、秋シーズンにきっちりと合わせ見事に全体8位で通過。一方、エース格の選手たちと中間層のメンバーとの実力差がはっきりと出ていたことが苦しい結果を招いたか。
特にエース候補である高瀬桂くんの全体64位は悪くはないがもう少し上へと行けるはず。前年の全体10位からすると少し物足りなかったか。
もう一人のエース木村くんは全体8位で日本人選手としてはトップ。この流れ、乗っていくことができるか。
パワフルプレイヤー:木村暁仁
前回1区区間4位と好成績を残したランナーだったが、学生の中でもとびぬけたレベルを持ったランナーへと成長を遂げつつある。
佐久長聖高校時代には高校駅伝に出場した一方、大学入学後も膝のケガなどに苦しみ1年時は出走できないなど屈辱も味わった。
「3本柱」の重要な一角を担うであろう彼が好走することが、専修シード獲得のカギとなる。
監督
長谷川淳
かつて箱根路を走った専修大学卒業生の一人で、最後にシード獲得した時の主将でもある。母校の箱根駅伝出場をかけてのスカウトから育成まで様々見直し、7年ぶりの箱根路復帰を達成した。前回大会ではシード獲得こそならなかったものの繰り上げスタートを回避するなど奮闘した。
伝統の緑のユニフォームにSの文字を再び上位で輝かせることができるか、まだまだ発展途上のチームではある。今回は、チームとして少しでも上の順位を目指したいところで、長谷川監督もやりがいがあるのではないか。
あと2校を紹介するぜ。