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箱根駅伝2024-25春4「東洋大学」
「その1秒を削り出せ」。駅伝ファンならば聞いたことのあるこのキャッチフレーズを今もなお掲げながら研鑽を積んでいるのが東洋大。前回大会は過渡期にあったチーム状況から、箱根では鉄紺が真価を見せて盛り返した。
今シーズン鉄紺はどんな景色を我々に見せてくれるのだろうか。
2023-24シーズン
出雲駅伝7位
全日本大学駅伝14位
箱根駅伝4位
昨シーズンの東洋は箱根駅伝もシード落ちをしてしまうのでは?
こういう意見も聞かれた。出雲駅伝では7位、全日本大学駅伝もシード権を確保するどころか関東勢でも下位に近い14位という惨憺たる結果に。
しかし、ピーキングが上手くいった箱根では芯から鍛えられた鉄紺軍団が見事な走りを見せて4位でフィニッシュ。
松山和希くんの「5年目」と併せて、19年連続のシード権を獲得している名門が今シーズンはどのような活躍を見せてくれるか、注目だ。
関東インカレ
5000メートルでの新入生の松井くんが関カレ1部で5位という鮮烈デビューを飾り、昨年の都大路での実力がフロックではないことを証明して見せた一方で、10000メートルでは石田洸介くん、ハーフでは梅崎蓮くんが上位でフィニッシュ。
苦境の過渡期を大きく経て、新入生と最上級生の活躍から一気に巻き返す大チャンスが到来している。数年前、酒井監督について「耐えて勝つ」と表現をした。
花開くときは案外遠くないのかもしれない。
1500
14着 網本佳悟 3'51"01 PB
3000SC
9着 濱中 尊 9'10"95
5000
5位 松井海斗 13'51"77
7位 西村真周 13'54"18
28位 宮崎優 14'17"26
10000
6位 石田洸介 28'08"29 PB
7位 小林亮太 28'12"77 PB
29位 内堀勇 29'34"66
ハーフ
2位 梅崎蓮 1:03'19
4位 薄根大河 1:03'49
24位 緒方澪那斗 1:06'38
監督
東洋大学に「心」を注ぎ込んだ。彼のことはそのように表現してもいいかもしれない。どこか機械じみたような鉄の集団と言った趣がある中で、彼もまた「心」を重んじる指導者なのだろう。
酒井俊幸
酒井駅伝監督が就任されてからの東洋大学を率直に言うと当初はあまり好きなチームではなかったが、今ものすごく好きなのは決してぶれることなく「東洋大学というチームはこういうもの」というのをしっかりと示しているからだと思う。
その上で就任してから1度も箱根駅伝ではシード権から脱落したことがないということ、卒業後も多くの選手が実業団で活躍する選手が多いこと。これらを鑑みても酒井監督は一流の指導者であることを如実に示している。あと、なんか最近表情が柔らかくなったなぁっていうのは少し思ったりしています。
いずれにしても私は今の東洋大学のチームはすごく好きです。
なお奥様の瑞穂さんもまた、競歩のコーチであり世界で活躍するアスリート育成に携わり、ミズノスポーツメントール賞ゴールドされている。
負けてたまるかプレイヤー
本当の意味で「負けてたまるか」。そう思っているのは間違いなく彼だろう。彼もまた、鉄紺が良く似合う選手になりつつあるのかもしれない。
石田洸介
中学時代から名が知れた「怪物」も気が付けば大学の最終学年に突入した。本来持っている力は言うまでもなく素晴らしいもの。しかし、この4年間で十分な力を発揮しているとはとてもではないが言い難いものがある。
関東インカレで6位に入ったが、こんなものではない。彼が持っている力は相澤選手や設楽兄弟、そして西山選手たちといった歴戦の先輩方と比べて劣っているところなど一つもないのだ。
最後の学年、後悔が無いように。そして石田洸介を見せてくれると私は誠に勝手ではあるが楽しみにしたいし、何よりも石田くん自身が後悔しないでほしい。本当にそう思っている。