マットレス寝転びくらべ
もうちょっと寝具に気をつかいたくて、新しいマットレスを買うことにした。
いま使っているのはアイリスオーヤマのエアリープラス(エアリーのハードタイプ)。腰が痛くなることはなかったから買ってよかったとは思うし、コスパだけでいえばたぶん最強クラスだと思うのだが、コスパよりも寝心地優先で選んでみたくなったのである。
というわけで、イオン板橋の寝具コーナーでいろいろ試し寝できるので、寝転がりくらべしてみた。ちなみに大谷が愛用していることでおなじみ、西川のエアーは置いてなかった。
エアウィーヴ スマート Z01
いま使っているエアリーと基本的な構造は一緒。こっちの内部構造のほうがよりきめ細やかな気がするが、寝転がった感じの印象はあまり変わらない。沈むやつだと腰が痛くなりがちなので、固めのマットレスがいいのだが、これは全体的に固い感じ。いま使ってるエアリーもそうだし、そういうものだと思っていたが、マニフレックスに寝転がってみたら……。
メッシュウィング(マニフレックス)
もともとのお目当て。固いように見せかけて、寝ると自然な感じで沈みこむ感じ。横になっても肩が痛くない。なかなかいい。
サステナブルウィング(マニフレックス)
メッシュウィングの廉価版。素材は同じで、厚みだけが違う感じ(こっちのほうがちょっとだけ薄い)。ずっと使っていれば使い心地に差が出てくるのだろうが、パッと寝転がってみた印象はメッシュウイングとほとんど変わらない。
トゥルースリーパー(ショップジャパン)
低反発。なのでけっこう沈み込む。ひと寝転がりした瞬間、「これじゃない」と感じた。ここで試しているマットレスは、これ以外みんな高反発です。
フラッグFX(マニフレックス)
三つ折り式ではないマットレス。ずっしりした厚みがある。マニフレックスのフラッグシップモデル(といっても、これより高いモデルはけっこうある)。寝転がった瞬間、「おおおおおおお!?」となった。素材は同じとはいえ、厚みがある分、しっかり支えられている感覚がある。それでいて、ごく自然な沈み込みもある。メッシュウイングと明らかな違いを感じた。値段が倍以上も違うから、当たり前ではあるのだが。
モデル246/オクラホマ(マニフレックス)
246が一枚型マットレスのベーシックモデル。246に厚みを加えたハイスタンダードモデルがオクラホマ。どちらもまあまあ良かったのだが、先にフラッグFXを体験してしまったため、見劣りしてしまった。そのあとまたフラッグFXに寝転がってみたら、やっぱり安定感・安心感が違った。
寝転がり総評。寝心地と価格のバランスでいうなら、メッシュウィング、モデル246あたりか。サステナブルウィングも悪くないだろう。しかしフラッグFXを体験してしまうと、もう背中に嘘はつけない。それくらい全然違った。
ただ、フラッグシップモデルだけあって高い。ここで、この店に置いていない西川エアーが登場する(噛ませ犬として)。
西川エアーのフラッグシップモデルは、おそらく大谷翔平が使用しているエアーSXであろう。これが20万くらいする。それに対してフラッグFXは10万ちょっと。全然安い。
というわけで、フラッグFXを買うことにした。
受け入れ体制を整えないといけないので、まだ買っていないけど、買うのは買う。「あと何年生きるかわからないんだぞ。気に入ったマットレスで寝る人生と寝ない人生、どちらを選ぶんだ?」と自問自答した結果でもある。
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